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2011年代表挨拶
2002年6月14日、「サイエンスの面白さを多くの人々に伝えたい」という15名の理工系大学生・大学院生の想いからスタートした先端科学の出前授業は、全国の小・中・高 等学校において取り入れられ、2010年には100以上の企業・大学と連携して200回以上の実験教室を開催いたしました。これらの活動を通じて蓄積した科学技術を分かりやすく伝える人材育成のノウハウは、「産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト」(経済産業省)など、企業や大学における人材育成の取り組みに発展しております。
さらに、全国5300校の高等学校にサイエンスを分かりやすく伝える科学雑誌「someone(サムワン)」の発行、大学との連携による実験教室の開催、企業を巻き込んで地域の教育活動を実践するための雑誌「教育応援プロジェクト」を全国の高校の先生に配布し、幅広い科学教育の推進と活性化を展開しております。また、理工系大学生・大学院生を対象とした研究キャリア応援マガジン「incu-be(インキュビー)」の発行や大学でのキャリアセミナーの開催などを通じて理工系人材の育成を行うとともに、先端科学領域においても産学連携推進マガジンの「BioGarage(バイオガレージ)」、自治体向けの地域活性化マガジン「BeAGRI(ビーアグリ)」など、5つの冊子媒体を継続的に配布しております。
2010年11月より「農林水産開発事業部」を「地域開発事業部」に改称し、地域活性化の推進体制強化を図っております。昨年は沖縄県を中心に「バイオインフォマティクス人材育成講座」「科学技術コーディネーター育成講座」「農商工連携等人材育成講座」などを通じて、地域の産業創出に貢献できる人材の育成に尽力してまいりました。また世界の食トレンドに最も影響を与えると言われる料理の国際会議「Worlds of Flavor」に出展するなど、日本各地で発掘した地域資源を活用して開発した商品を日本のみならず世界に発信する取り組みにも挑戦しています。本年も引き続き、地域の活性化に貢献してまいる所存です。
2010年12月にはシンガポールに100%子会社であるLeave a Nest Singapole Private Ltd.を設立し、現地への植物工場技術の導入や、教育機関への科学教育、人材育成モデルの導入を進めております。また、中国やスウェーデン、パキスタン、レソト王国など諸外国とのネットワークを足がかかりに、世界をフィールドに事業を展開してまいります。
2012年には創業10周年を迎えます。科学技術の発展と地球貢献の実現に向けて、これまで以上に精進して参りますので、今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
平成23年1月
株式会社リバネス
代表取締役CEO 丸 幸弘
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私たちは、創業以来、理系人材が活躍する場を生み出すことに力を注いで参りました。
創業以来続けている科学教育事業は、子どもたちが科学技術への興味関心を持つきっかけを作るだけでなく、科学を伝える高いスキルを持つ若手人材の育成を目指しています。この9年間で実施した科学実験教室は通算700回を数え、インターンシップを通じて成長し社会へと巣立った理工系大学院生も100名を超えました。ご協力いただきましたパートナーの皆様の多大なるご理解とご支援に心から感謝いたします。
2011年、私たちは設立から9年を迎えます。今年、リバネスは、科学を伝えるだけでなく新たに先端知を生み出す研究開発企業へと成長することを目指します。そして、人と技術の両面をしっかりと捉えながら、これまでにない新しいサービスを生み出し続けます。
産業界と学術界の融合を目指して開始した「若手研究者応援プロジェクト」は、独自の研究費をシンボルとして成長を続けており、開始からわずか1年足らずで1500人を超える若手研究者が参加するに至りました。今年は、このプロジェクトの本質であるオープンイノベーションをさらに推し進め、プロジェクト規模を拡大すると共にこれまでにない産学連携の創出を目指します。そして何より私たち自身が、研究開発の触媒となり産学連携をドライブし、人材育成を行い、そして次代を創る技術を生み出します。同時に、私たちは大学に蓄積するシーズに今一度目を向けて、社会へ活かすことのできる先端知の発掘を精力的に進めます。2010年より準備を進めて参りました産学連携・知的財産関連事業もようやく体制が整いました。2011年は、これまでに培ったサイエンスコミュニケーション・スキル、技術を見る目、そして研究ネットワークを存分に活かし、これからのリバネスを支える基幹事業の端緒を開きたいと考えています。
私たちが設立当初に描いていた未来の一部は、9年という時を経て実現しつつあります。2011年は、設立10年という節目に向けて、私たち自身が未来へ向けて飛び立つための助走の1年です。これまで以上に多くの子どもに科学を伝えます。そして、理系人材を育成します。さらに、多くの新事業に挑戦します。俯瞰的視点を持ち、社会への意識を高く保ち、公憤を抱き続けながら、未来を創る企業へと成長します。
未来へ向け加速する2011年のリバネスにどうぞご期待ください。
平成23年1月
株式会社リバネス
代表取締役COO 高橋 修一郎











