海外で活躍する人材の育成は、東京のこのオフィスから!

海外で活躍する人材の育成は、東京のこのオフィスから!

前田 里美  Ph.D.

学生を連れて、自分自身が海外を飛び回っていた

私は、米国の大学に進学し、Ph.D.を取得しました。滞在中に、将来、研究分野で活躍する可能性のある後輩たちにも、海外進学をキャリアパスの選択肢として考えられるチャンスを提供したいと思うようになったのが、リバネスに入社したきっかけです。
本当は世界中に活躍の場があるはずなのに、語学や金銭面の問題など、壁を感じて海外への一歩が踏み出せない学生が、日本には多くいます。その壁を乗り越える方法は意外とたくさんあるのですが、みんなそれを知らないのです。だからこそ、海外に行ってみたいというぼんやりとした思いを抱えている学生の最初の一歩を後押ししてあげたい。そんな思いから、学生を連れて海外の企業や大学を訪問する海外研修事業を担当し、私自身も海外を飛び回っていました。

育児がきっかけで考え出した、仕事への取り組み方

仕事に熱中していた入社2年目、女性の大きなライフイベントのひとつである出産を経験することになります。常に現場が変化し他の社員が成長していく中で、自分だけブランクによって取り残されてしまうのではないかという不安もあり、育児もまだまだ大変だった産後4か月に復帰。休暇分を取り返すようにフルタイムで働きました。しかし、疲労で体調を崩しやすくなったため、勤務時間を短くする決断をしたのです。
以前より限られた時間の中で自分のやりたいことを実現するために重要なのは、「何でもできること」ではなく、「自分の秀でた能力をどれだけ生かせるか」。一緒に仕事をする仲間も、ひとりひとり違う長所や特技をもっています。それぞれの「幹」となる才能を生かして、ゴールに向かう。それがチームプレイという仕事の仕方だと気づきました。

日本の子どもたちにも国境を越えたチームプレイを

海外研修を通して子どもたちに身につけてほしいマインドも、それに似ています。研修では、まず積極性やアピール力を上げてから、国境にとらわれずにディスカッションして国際的な視野を身につけることを目指します。世界にはいろいろな考えやスキルをもつ、たくさんの人がいます。彼らとチームを作ることができれば、自分の実現できることは、自分の才能を超えてどんどん大きくなっていくのです。
「日本」という枠にとらわれず、そういったチームを作れるオープンマインドをもつ子どもたちが、もっともっと増えてほしい。私自身はこの東京のオフィスにいながらでも、世界中で活躍する人材を育成する方法を、今まさに構築しているところです。 (文:吉澤 紫津葉)

前田 里美(まえだ さとみ) プロフィール

高校卒業後、米国Truman State Universityへ進学。2009年にWright State Universityにて人間工学、心理学の分野で修士・博士号を取得。2010年、リバネスに入社。現在は、グローバルに活躍する中高生を育成するための、教員向け研修に力を入れている。座右の銘は” Where there is a will, there is a way”。”a way”にあてはまる解は未知数。大切なのはそのバリエーションを楽しめる「勇気」を持つこと!