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〔リバネスセンシズ〕自然の感じ方を伝える博士(後編)

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リバネスセンシズでは、リバネスメンバーのインタビューを通して、そのパッションを紐解き、実現しようとする個々の未来像をお伝えします。

宮崎 悠(みやざき ゆう)
博士(理学)

専門分野:分類系統学、サンゴ

(聴き手:佐野 卓郎)

→前編はこちら

佐野:2017年2月に入社してから、一番最初にやった仕事はなんですか?

宮崎:養殖現場改善のための技術研究のようなことを進めていました。その後は、琉球テックプランターやサイエンスキャッスル関西大会など。今は自然史研究のためのリバネス研究費の立ち上げを検討したりしています。

佐野:自然史の研究ってどんな意味があるんですか?

宮崎:自然史研究は有史以来の研究ですが、自然をうまく利用したり、自然をケアしたり・・・人と自然の共存に役立てるような意味がありますね。そのためには我々を取り囲む自然環境をよく知ることが大切です。自然史研究というのは、この世界が如何にあるかを解き明かすものだとも言えます。

佐野:今後はどのようなことを仕掛けていきたいですか?

宮崎:私はこれまで、研究室に配属され、ひとつの分野を極めた専門家になるのも良いかもしれないと思うことがありました。でも今は、研究室なんかに籠っていないで自然の魅力を色んな人に伝えたいし、たくさんの研究者も巻き込んでいきたい。多くの人たちと一緒に自然の中に身を置いて、実際の生き物に出会うような、そんな活動がしたいと思っています。インターネットやテレビ、本で知るような教科書的な情報ではなくて、現場に来て自身の感覚で自然を知ってもらいたいと考えています。

佐野:本当に自然が好きなんですね。

宮崎:私は、ほかの人が、大人が、興味を持ちにくいところに強烈に興味を抱いてしまっています。虫が好きで、生き物が好きで、海が好きで。
私が興味を持った「自然」とは何か。何をもって人々に価値があるとさせるか。その存在を五感で感じながら、多くの人たちと、そして研究者とともに考え追求していくことが、人と自然の調和を深めていくでしょうし、その場をつくることが私自身の役割でもあると考えています。

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