自然共生型産業研究所

自然、人、地域が共生するエコシステムをつくる

自然共生型産業研究所は、地域の資源を生かした自然共生型産業を生み出し、その産業を育てていくことが、地方創生の一つの解決策になると考えます。自然共生型産業とは、アグリ・バイオ・ヘルスケア・環境分野に代表されるように、地域の自然環境や技術、農林水産品、歴史、文化などの地域資源を最大限に活用した産業を表します。

さらに、一過性ではない持続可能な産業発展のためには、10年後・20年後を担う次世代の育成が重要です。若者が自分の地域にある資源を深く理解することで新しい研究開発を推進し、そこに、現在技術をもって事業を推進している世代が技術を伝え、ともに新しい産業をつくりあげていく。地域における自然共生型産業の創出と次世代の育成という観点から、地域の未来をつくるエコシステムの構築を研究します。

自然共生型産業研究所

所長
福田 裕士

Prof.
井上 浄

主な活動

自然共生型産業の創出に関する研究

当研究所は2016年2月に、熊本県、株式会社肥後銀行、国立大学法人熊本大学、一般社団法人熊本県工業連合会と共に、熊本県における次世代ベンチャーの発掘と育成に向けた連携協定を締結しました。その具体策として、5者がコンソーシアムを組み、自然共生型産業の創出に向けて、次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとする起業家を発掘・育成する創業支援プログラム<熊本テックプランター>を運営しています。すでに数多くのチームがエントリーし、大学発ベンチャーの創出、大企業との連携や県内での研究拠点の開設、補助金などを活用した研究資金の獲得などの成果が得られています。


次世代育成に関する研究

自然共生型産業を持続可能なものにするために、産業の創出のみならず、地域を科学的に捉える視点をもち、地域産業を支える次世代の育成に取り組んでいます。その具体策として、2016年12月より水俣市と連携して、研究活動に取り組む中高生のための学会<サイエンスキャッスル>を九州地方で開催しています。中国・九州地方の学校から多くの参加者が集まり、熱い研究発表が繰り広げられています。