英国ビジネス視察ツアー

Brexitに揺れるイギリスでビジネスチャンスを捉える

BREXITはリスクだけでなくビジネスチャンスとして捉える企業も増えてきています。ポストBREXITのパートナーを模索しているためです。2016年に国民投票でBREXITを決定したイギリス。BREXITの鍵となったのは都心部ではなく地方の人々の票だと言われています。イギリスの運命を変えた「地方」のエコシステムとはどのような場所なのでしょうか?本ビジネス視察ツアーでは、11月5日〜8日の4日間、国際都市ロンドンだけでなく、地方のイギリスのベンチャー企業や研究者、政府系機関、最先端の研究シーズが集積する拠点を巡り、イギリスに眠るイノベーションの種に触れ、イギリスと日本企業でどのような新たなコラボレーションができるのかを考えます。

本ツアーの日程

2019年11月5(火)〜8日(金)
※ 終了しました

本ツアーの対象者

○ 経営企画・新規事業開拓を担当の方
○ 経営者、次期経営者の方
○ 英国へ進出を考えている企業の方
○ エコシステムを構築したい自治体や大学の方

本ツアーの特徴

○ 英国イノベーションのゴールデントライアングルを巡る
○ 英国のリアルテックベンチャーのピッチを見学
○ Brexitに見る日本企業のビジネスチャンスを紐解く

ツアー内容および訪問場所概要(予定)

<リバネスコミュニケーターによる英国の現状のオーバービュー>

英国の科学技術の発展の軌跡、科学技術政策や産業構造から英国と世界の比較を行い、日本企業がそこから何を学びとれるのかをお話します。

【ツアー詳細(予定)】一部変更になる可能性があります。

<11月5日>Deep Tech・Agri Techの動向を民間インキュベーターから探る

BLOOM.SPACE

UCLの中心部に設立された、新進気鋭のインキュベーター。UCL工学部と非常に強いパイプを持っており、AIやアグリ分野のベンチャーの育成を手がけている。リバネスUKも同スペースに拠点を構えている。また、ロンドンだけでなくイギリスの地方ベンチャーエコシステムの育成にも携わっており、Malvernにもインキュベーション施設を構えている。

調整中
Rothamsted Research

1843年に設立された、世界最古のアグリ分野の研究所。農業に関する様々な研究が行われており、農作物そのものの研究だけでなく、コンピューター・分析科学の研究も行われている。本研究所は世界で最も長く続く実験を行っており、1856年に開始してから現在も実験が続いている。

<11月6日>地方エコスシテムのいま

Oxford Foundry

Oxford大学の学生向けのインキュベーター。起業に興味を持つ学生たちに対して、スキル、マインドを提供している。また、同施設内にはアクセラレーターも入っている。

調整中

 

BetaDen

BetaDenが存在するWorcestershireは、イギリス5Gのテストサイトの特区としても注目されています。BetaDenでは、このテストサイトを活用することで、IoTやインダストリー4.0などの分野の次世代のテクノロジーを持ったベンチャーの育成に取り組んでいます。

BLOOM.SPACE MALVERN

UCLの中心部に設立された、新進気鋭のインキュベーター。UCL工学部と非常に強いパイプを持つインキュベーター Bloom SpaceのMalvernにあるインキュベーション施設。ロンドンだけでなくイギリスの地方ベンチャーエコシステムの育成にも携わっている。

<11月7日>アカデミアから学ぶ、ESG投資・サーキュラーエコノミー

Imperial College London Ichthion

Imperial College 出身のベンチャーで河川、河口、近海の海ゴミ問題を解決するデバイスを開発中。実装プロジェクトを世界各地の河川にて展開するべく研究開発を進めている。

University of London Prof. Barry Smith

London大学Centre for the Study for the Sensesのダイレクター。五感、主に感覚が味覚にどう影響するのかを研究している。特に触感、臭いなどがワインの味にどう変化を与えるかに興味を持っている。

UCL, Circular Economy Lab

UCLのCircular Economy Labは、UCL内の研究者達が分野を跨り、循環型経済を実現するための方法を模索する研究室です。プロダクトや建物の設計、素材の選択など含め、再利用やリサイクルを促進するための方法に関する研究が行われています。

<11月8日>テクノロジーベンチャーの発掘・育成プログラム「TECH PLANTER UK」DEMO DAYの見学

TECH PLANTER とは

テックプランターは、研究者・ベンチャー企業を対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成する取り組みです。日本、イギリス、アメリカ、ASEAN6ヶ国で展開し、世界中から1,000を超えるチームが集まるプラットフォームへと拡大しています。

TECH PLAN DEMO DAY in UK

欧州のイノベーションハブとして世界最高峰の科学者・技術者が集まり、テクノロジーベンチャーが生まれ続けるイギリスで、TECH PLANTERのDEMO DAYを開催します。UCL、Cambridge、Imperial College等から多数のスタートアップが集結します。
ウェブサイト:https://en.techplanter.com/events/tech-planter-uk/

<本ツアーのファシリテーター>

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リバネスUK代表

前川 昇平

生まれも育ちも海外。大学・大学院を英国で学び、2016年リバネスUKを立ち上げる。

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株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO

丸 幸弘

株式会社ユーグレナの技術顧問を始め30社以上のベンチャーの立ち上げに携わるイノ ベーター。

本ツアーの概要

<ツアー日程>
2019年11月5(火)〜8日(金)
※ 終了しました

<ツアー料金>
お一人様 400,000円(非課税
※ 旅行代金は含まれておりません。現地集合可能な企画です。
※ 参加人数により、料金が変更になる可能性があります。

<キャンセルポリシー>
-開始日の前日から起算してさかのぼって30日目にあたる日以降に解除する場合⇒ 代金の20%
-開始日の7日前以降に解除する場合⇒ 代金の50%
-開始日の3日前以降の解除又は無連絡不参加の場合⇒ 代金の100%
以上の代金のお支払いをお願いいたします。

本プログラムに関するお問合せ先

株式会社リバネス 国際開発事業部
電話:03-5227-4198
email:[email protected]

【過去の訪問先】

<大学インキュベーター・民間アクセラレーターへの訪問>

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Imperial Enterprise Lab

Imperial College London発の学生、研究者向けのインキュベーター。数多くの育成プログラムやイベントを開催。施設内にはプレゼンを練習するための最新ICT機器も完備。

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Oxford University Innovation

オックスフォード大学の技術移転機関。ライセンシングやコンサルティングの他、大学発ベンチャーのインキュベーションも行っている。本機関には多様な分野の専門家がおり、大学内の技術の発掘から育成、投資までを担っている。

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BLOOM.SPACE

BLOOM.SPACEは2016年立ち上げられたテック系スタートアップ向けのコーワキングスペース。UCLの工学部と強い繋がりがあり、所属スタートアップの多くがUCL出身で、代表も同大出身の起業家。リバネスUKもこのスペースに拠点を構えている。

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Deep Science Ventures

インペリアルイノベーションからからスピンアウトしたアクセラレーター。学生や研究者発のアーリーステージのチームをリクルートしてスタートアップとして育てる取り組みを行っている。

<政府系機関への訪問>

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Future Cities Catapult

イギリスの経産省傘下の政府機関「Innovate UK」が主導している10個のカタパルトプログラムのうちの一つ。未来都市に関わる技術分野でアカデミアや産業側を繋げ、イノベーションを創出することを目的としている。

medcity
MedCity

ロンドン市や大学(UCL、Imperial College London、King’s College London)が医療分野での研究と産業の連携を促進、サポートをすることを目的にされたNPO。

<大学研究室への訪問>

UCL
UCL, Institute of Material Discovery

物理、建築、工学部などの異分野間で学際的に素材研究を行っている。企業連携にも積極的で、同センターでは複数の企業との共同研究が進められている。