光の捕まえ方を知っているかい?東京大学

光の捕まえ方を知っているかい?東京大学

東大リサーチの記事が非常に興味深い。

酸化亜鉛で作ったナノニードル(細い針)をランダムに配置したような触媒に光を通すと、外に出にくくなります。これで、光を捕まえることが出来ました!となるはずでした。

一番の課題は光を捕まえるということよりも、その捕まえた光を、どうやってそこに存在しているかを確認することだったようです。

今回の研究では、数フェムト秒(1フェムト秒は100兆分の1秒)という物凄く周波数の高いパルスを使った顕微鏡を使うことで、この触媒に光が閉じ込められている時間内で、その存在を確認することが出来るに至ったということです。

将来この研究は、新しい照射装置やレーザー光源、太陽光の有効利用に大きく役に立つとのこと。

光が見えるようになると、次の世界に何が見えるようになるのか、非常に興味深い研究です!