地域開発事業部

「科学・技術により、地域新産業を創出する」

地域開発事業部は「科学・技術により、地域新産業を創出する」をミッションとして、2011年に農林水産開発事業部を改組する形で設立されました。リバネスの知識プラットフォームを地域課題に活用することで、地域に眠る資源の発掘や新技術の導入支援など、地域の発展に資する事業を行っています。
中でも注力しているのが、テックプランターのコンセプトを自治体に導入する取り組みです。自治体・地方銀行・大学・地元企業とともに、大学等の研究成果や中小企業が有する技術シーズを社会実装することで、地域の新産業を創出するエコシステムを構築していきます。

地域開発事業部

部長
石澤 敏洋

事業の概況

地域産業創出支援事業

2017年度は茨城県、滋賀県、徳島県、宮崎県、熊本県、沖縄県の6地域でテックプランターを実施しました。合計127チームのエントリーを獲得し、新たな法人設立や現地での雇用創出を生み出すことに成功しています。特に滋賀県や熊本県では、自治体、地方銀行、大学等とコンソーシアムを組織することで中長期的な視点に立った産業の創出を推進しています。同時に、調査事業等を活用することで、新たな地域でのエコシステム構築となるパートナー開拓を進めています。なお、滋賀県、熊本県、沖縄県の3地域については、それぞれのテックプランターにおける取り組みを紹介する冊子を制作し、さらなる活動の拡大を図っています。

地域テックプランター(冊子)

新技術導入支援事業

農林水産業の現場に山積する課題を、科学・技術を用いて解決すべく、研究者やテクノロジーベンチャーの誘致・実証試験を進めています。熊本県水俣市や菊池市では、地域課題とテクノロジーを結びつける「ミートアップ」と、その実現に向けたアプローチを開始し、水俣市へのベンチャー企業誘致や菊池市での技術実証開始という実績につながりました。また、長野県川上村では、レタス農家が抱える課題に対してドローンやセンサーによる農地情報管理、パワーアシストスーツによる重労働の軽減などの実証試験を行っています。


地域次世代育成事業

5年後、10年後の地域を牽引するリーダー人材を育成すべく、中高生の育成に取り組んでいます。岩手県では岩手大学と、熊本県では水俣市と連携することで、それぞれサイエンスキャッスル東北大会・九州大会を実施し、地域に根ざした先端研究の支援活動を展開しています。また、沖縄県南城市での地域企業と高校生の連携による研究活動の支援、滋賀県での「滋賀ジュニアリサーチグラント」の新設など、研究助成と研究者によるサポートを進めています。