社内教育プログラム

リバネスの人材育成プログラム

16年間で知識製造業の中核を担うリーダーを育てる

リバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」というビジョンのもと、研究者と社会を結びつけ、新しい知識を生み出し地球規模の根深い課題の解決を目指す「知識製造業」を標榜しています。具体的には、以下のような事業を行っています。
・小中高生向けの教育開発
・研究者や企業人材向けの人材開発
・分野横断的な研究開発の促進
・ディープテック分野のベンチャー育成
・企業向けの新規事業開発・海外展開の支援

リバネスの人材育成プログラムは、16年間で知識製造業の中核を担う地球貢献型リーダーを育てることを目的に設計されています。個人のマインドセット、スキルレベルに合わせた4つのフェーズを設定し、各フェーズに3つ、合計12の育成プログラムを設置しています(下図・下表)。

リバネス12の育成プログラム

育成プログラム図パソコン用 育成プログラム図スマートフォン用
No. プログラム名 対象 詳細
1 ナレッジベースプログラム 等級1 知識製造業の基本的な考え方、会社における各機能の役割とミッション、それらの有機的なつながりなど、リバネスにおける基本的な考え方を学びます。
2 サイエンスブリッジリーダー
(SBL)育成プログラム
等級1 座学講座と実験教室の実践を通じて、自分が目指すリーダー像を具体化し、コミュニケーターとしての土台を構築します。
3 PL500プログラム 等級1 リーダーとなり500万円規模のプロジェクトを企画・実行します。営業からとりまとめまでを早く経験することで、コトを起こし次に繋げる力を養います。
4 子会社役員プログラム SBL グループ会社の取締役に参画し、経営者としてリバネスとは異なる仕事での知識製造業に挑戦します。役員と社員の違いを実感し、経営目線を養います。
5 シードベンチャー役員
プログラム
SBL 自分が応援したい、設立直後からシードステージまでのベンチャー企業に役員として参画し、ゼロから事業を生み出す視点を学びます。
6 部長/センター長プログラム SBL 部長、センター長というマネージャーに早期に挑戦することで、事業計画/研究計画の策定や売上達成、人材育成など組織マネジメントの基礎を学びます。
7 サイエンスブリッジマネージャー(SBM)育成プログラム 等級5 座学講座、プロジェクト実践、そして経営陣とのディスカッションを通じ、地球貢献型リーダーとしての立ち位置と目指すべき方向性を定めます。
8 投資育成プログラム 等級5 スタートアップ向けの投資を行う関連会社等にて、投資検討・投資実行・投資後のハンズオン支援を行う中で投資育成業務を学びます。
9 子会社社長プログラム 等級5 リバネス100%子会社の運営を通じて、リバネス本体ではできない事業への挑戦を経験します。合わせて代表取締役としての役割・視座を学びます。
10 知識統合プログラム SBM 会社でのプロジェクトの内容やノウハウを体系化し、書籍として出版することを通じて、知識製造を加速させます。
11 ミドルベンチャー社外役員プログラム SBM ミドルステージから上場準備に入ったベンチャー企業の社外取締役としてチームの加速に貢献し、上場基準のガバナンスや、経営者の役割・意思決定を学びます。
12 社団/財団法人設立プログラム SBM 自らが描く地球貢献型リーダー像と重なる社団法人/財団法人の設立・運営を通じて、株式会社ではできない公益事業のあり方を学びます。

全て実践的プログラムで構成され、結果として人が育つ

各プログラムは単なる座学ではなく、すべてが実践の中で気づきを得るためのプログラムになっています。プログラムごとに設定される役割を担う中で、マインドセットとスキルの両方が身につき、結果的に人が育つという形で設計されています。 例えば、「部長/センター長プログラム(表中6番目)」では、20代のうちから部長・センター長という役割を経験することで、組織という視点を身につけ、その他ベンチャーや関係会社の役員、社長の役割を担うことで、経営的視点を学ぶこともできます。

あなたは何のリーダーになりますか?

この質問は、リーダーとして活躍する上で重要な1歩目となる「SBL育成プログラム」の中で聞かれる問いです。

リバネスでは、個人がもつ「Question(課題)」と「Psssion(情熱)」を重視し、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」というリバネスの理念と一致するリーダー像を各自がもつことを求めています。 その結果、一人ひとりの社員が、さまざまな地球貢献を実現するプロジェクトを自ら立ち上げ、新しいコトを生み出すリバネスのエンジンへと成長していきます。

リバネスの社員には、自らが抱く課題と情熱をもとにプロジェクトを創出し、そこに他者を巻き込んで推進していくリーダーシップが求められます。そのような成長を促すため、私たちは独自の研修プログラムを実施しています。

全社員がサイエンスブリッジリーダー育成講座を受講

リバネスの社員は、企業理念である「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ためにも、自身が科学技術を熟知しているだけでなく、多くの研究者や技術者、企業、自治体等の人々と広くコミュニケーションをしていく必要があります。特にプロジェクトに多くの人を巻き込み、成功に導いていくためには、扱うテクノロジーやサイエンスについて、その魅力や可能性を存分に伝えることができる能力が求められます。

そこでリバネスでは、全社員が「サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝える」能力を身につけられるよう、研修プログラムである<サイエンスブリッジリーダー(SBL)育成講座>を設けています。社員は入社後もしくは入社前インターンシップにて本プログラムを受講し、サイエンスブリッジリーダーとしての基礎スキルとマインドを身につけます。

入社2〜3年目の研修プログラムも充実

リバネスでは上記のサイエンスブリッジリーダー(SBL)育成講座だけでなく、入社2〜3年目の社員に向けたトレーニングプログラムも充実しています。

全社で行うイベントを通してリバネスに対する理解を深めたり、研究者や大企業、ベンチャーや自治体、そして学校の先生方など、リバネスとともに未来に向けた新しい仕掛けをするパートナーとの対話を通じて、自身のビジョンをよりブラッシュアップすることができます。