な… 何を言っているのかわからねーと思うが… 理化学研究所
ネットで有名なこの画像ですが、理化学研究所の研究で同じような状況に陥らせることが出来そうという発表がされました。
代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)と呼ばれる仕組みを作ったのは、理研脳科学総合研究センター。この仕組みは、被験者に気付かれずに予め用意した過去の映像と現実を差し替えることが可能になるというもの。
これによって「マトリックス」や「インセプション」のような世界が体験できるとのことです。
被験者はヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を装着し、実験室に入ります。部屋の中はリアルタイムでインプットされるので、HMDを通して見える世界はそのままリアルなものになるとのこと。
ここに、過去に撮影した映像を乗せるんですね。360度全方位撮影した映像なので、どういう角度から見ても、ちゃんとその場にあるようにみえるようです。
全ての被験者(21人)にライブシーンを体験させた後、編集した過去シーンを見せました。すると、全ての被験者が、本当は目の前にいない人物をいるものと信じたままコミュニケーション(会話)を行いました
被験者は、これを何重にもわたって体験させられる。そうすると、もう何がなんだかわからなくなるみたいです。インセプションの世界ですね!!
今後の展開として「そもそも現実とは何か」という哲学なアプローチまで考えられていると言う事で、面白いことになりそうな予感がします。
そして、これを体験できるイベントが準備されているとのこと!!これは要チェックですね。
なお、8月24~26日の間に日本科学未来館において、SRシステムを用いた”MIRAGE”というパフォーマンスアートの公演を予定しています。 (詳細は7月上旬にでお知らせします。)