家庭では出来ない、あの透明な氷(純氷)はどうやって作っているのか
お店で出てくる透明な氷。あれって、家庭用のものより、かたいんですね。この純氷は-10度で48時間もかけてつくられるのだそうです。
その手順とは?
1:注水
まずは水をいれないと始まらないですからね。水をいれましょう。
ここに不純物がふくまれてたらしょうがないので、ろ過しますよもちろん。
2:製氷
このアイス缶に入った水をここへドーン。
-10度の塩化カルシウムの中に沈めるのだそうです。
塩化カルシウムがあると凝固点が下がるということで、積雪時に道路に撒いたりしますね。(凍結防止)
ここからが面白いです。このままただ凍らせれば良いのかとおもいきや、そうじゃないんですね。
このアイス缶の中にくだを入れて、空気を吹き込み、かきまぜることで不純物が中心に集まるのだそうです。
こんな激しくかき混ぜてたら凍らないんじゃないの?と思いきやそんなことはありません。
アイス缶の外側から純氷ができていくんですね。
5時間後
20時間後
そしてなんと、最終的に真ん中に残った不純物を一度吸い取って、水を入れなおして凍らせます。
すごく手間がかかってる!!!
しかも何度か繰り返すみたいです。。。。
こうやって氷が完成。
よーし、完成!ということで、一気に氷をプールから出したいところですが…
そうはいかないんですね。温度変化で日々が入らないようにゆっくりと。2時間かけて室温にならすのだそうです。
次に、15度くらいの水につける。
なぜかというと、アイス缶から引きぬきやすくするためみたいですね。
これでいよいよ純氷の登場!というわけです。