朗報:メタボリックシンドロームを改善する新たなメカニズム解明 慶應義塾大学
メタボで悩んでませんか?それなら必見です。
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授 渡辺光博(兼環境情報学部教授、医学部教授(兼担))らが発表したのは、胆汁酸の調整によりメタボリックシンドロームが改善するメカニズムを解明しましたというもの。
重要なのはこれ
薬剤を飲むほどでない健常な人でも、日常の食生活において胆汁酸吸着レジンと同様に胆汁酸吸着作用がある日本古来の食事であるモズクやコンニャクなど食物繊維を含む食材を積極的に食することによりメタボリックシンドローム発症の予防、日本人の死因の30%である血管疾患発症の抑制、健康寿命の延長による質の高い老後、少子高齢化に伴う医療費削減にも貢献できると考えています。
キーを握るのは胆汁酸というもの。肝臓でコレステロールから生成される。胆汁酸吸着レジンは何をするかというと、胆汁酸にくっついて身体から排泄されるのだ。胆汁酸が排泄されると、胆汁酸生成が促進され、肝臓でコレステロールを使って胆汁酸を作り出す。
この作用のために、結果的に血中コレステロールが減少する。これはわかっていて、その為に高コレステロール血症の治療薬に使われてきました。
実は、胆汁酸吸着レジンは、エネルギー代謝を高め、高中性脂肪血症・脂肪肝・肥満・糖尿病を改善する効果、腸管からのインクレチン分泌を増加させ、糖尿病を改善する効果があり、心筋梗塞や脳卒中などの血管疾患を予防できることが示唆されています。
さて、コンニャク買い込みに行きましょうかね!
メカニズムの詳細が気になる人は、こちらをどうぞ。
メタボリックシンドロームを改善する新たなメカニズム解明 —糖尿病の新規治療法に期待—:[慶應義塾]
胆汁酸吸着レジンは、エネルギー代謝を高め、高中性脂肪血症・脂肪肝・肥満・糖尿病を改善する効果、腸管からのインクレチン分泌を増加させ、糖尿病を改善する効果があり、心筋梗塞や脳卒中などの血管疾患を予防でき …