帝京大学 宇宙システム研究会の学生にインタビュー!
2013年度に、H-IIAロケットに相乗り搭載されることが決まった微生物観察衛星「TeikyoSat-3」の開発に取り組む「宇宙システム研究会」の学生さんにお話しを聞いてきました!
佐川 優太 さん(学部1年)
「粘菌の様子を観察する」というミッションを行うモジュール内システムのプログラミングを行っています。プログラミングについては、研究会に入ってから勉強しました。
もともとは飛行機に興味があって、帝京大学に入りましたが、衛星もおもしろそうだなと思って研究会に入りました。
モジュールが、自分のプログラミング通りに動いているのを見ると楽しいですね。
佐藤 恵太 さん(学部1年)
衛星全体の構造設計と熱設計を担当しています。
宇宙について勉強したくて帝京大学に来ましたが、「TeikyoSat」プロジェクトは、大学に入る前からインターネットで見て知っていました。
熱設計については、実際の宇宙環境をモデル化して解析を進めているので、宇宙のことを実際に知って、自分で答えのない答えを出していけるのが楽しいですね。
構造設計について担当するのは、本物の衛星を自分でつくっているという感覚があるのが楽しいです。
田組 里穂 さん(学部1年)
「TeikyoSat」に載せて宇宙に持っていくカメラの実験をしています。
帝京大学に入ったのは、もともと宇宙に興味があったのと、工学系にも興味があったからです。
いろいろなサークルの紹介を聞いて、宇宙システム研究会がおもしろそうだなと思ったので入りました。
ここでは、いろいろなことに関われるのが楽しいです。
畑山 佑介 さん(学部1年)
「TeikyoSat」の電子回路を担当しています。電子回路は、各系から要求される動作を的確に行わないといけないので、それを実行するために、日々電子回路を考えています。
電子回路は、大きくつくることは簡単なんですけど、小さくつくることはとても難しいので、いかに効率よく、小さくコンパクトにつくるかが楽しいです。
もともと星が好きで、宇宙にも興味があったので研究会に入りました。やってみると予想以上に大変なんですが、やりがいがあります。
尾上 藍里 さん(学部1年)
研究会では、衛星の基本機能に必要な「バス系」の電子電源を担当しています。
主には、回路をつくったり、バッテリーや太陽電池の実験も行っています。
宇宙とか星が大好きで、学生のうちから人工衛星に関われるっていうのがすごくいい機会だと思ったので、研究会に入りました。
同じ趣味を持った仲間がいるってことが、すごく楽しいです。
柳田 悠太 さん(学部1年)
通信班に所属しています。
衛星が打ち上がったときに、衛星が迷子にならないように自分たちで監視をします。そのためのアンテナも自作しています。
探査機「はやぶさ」の映画とニュースを見て、自分も衛星をつくりたいなと思って研究会に入りました。
実験をして、課題をクリアしたときがいちばんうれしいですし、楽しいです。