おもろふしぎラボ よしもとPaPaPark ×リバネス「いきものクエスト」

おもろふしぎラボ よしもとPaPaPark ×リバネス「いきものクエスト」

2012年10月13日、14日に新宿御苑でおこなわれた環境省が主体で行っている「GTFグリーンチャレンジデー」にてリバネスが「吉本興業」と初めてのコラボレーション企画として「おもろふしぎラボ」を行いました。このイベントでは、パパ芸人とリバネスの研究者が一緒になって身の回りにかくされたさまざまな「ふしぎ」を一緒に体験しながら解き明かしていきます。

今回のテーマは「いきものの力」を手に入れながらあるミッションをクリアーする「いきものクエスト」。

鳥の目とおなじで水面のかがやきをふせぐ「偏光板」について、オナモミのツメのしくみを利用した「マジックテープ」について体験してもらいました。そして、最後に、2つの場所で手に入れたヒントを使い、ハスの葉の表現と同じ構造をもっているヨーグルトの蓋(森永乳業製品のみ)を実際につかって、ヨーグルトがくっつかなくなっていることを体験してもらいました。

今回は、1日目はくまだまさしさん、2日目はペナルティのヒデとワッキー、スリムクラブの内間さんと共演しました。

みなテレビにも頻繁にでている方達ですので、当日はとてもスムーズかつ笑いをいれて親子と一緒に実験を楽しんでいただきました。

普段なかなか「サイエンス・テクノロジー」に触れない方にも、芸人さんと会う事をきっかけになったのではないでしょうか。



当日の様子

 新宿御苑のすばらしい芝生の上にみんなすわって、青空教室です。


1日目の「くまだまさし」さんとの共演。子ども達といっしょに笑いと驚きを感じさせていただきました。
くまだまさしさんはチーターの力をつけてはやく走りたいようです。
今回のテーマは「ヨーグルト」に隠された生き物の力をみつけだすこと。



2日目午前中の「ペナルティ」のおふたり。偏光板の不思議をワッキーとヒデは興味深く実験していました。



ボックスの中に、水面がライトで光って底がみえないトレイが置いてあります。
その中にヒントの言葉が隠されていて、鳥の目である「偏光板」をつかうとばっちり見えます。
ヒントは「ハ」!



オナモミの力を応用したのが「マジックテープ」。それを使ってヒントをつり上げる。
ヒデが手に入れたヒントの袋には「ギャグ」と書いた紙が・・・ワッキーの顔芸のギャグ炸裂です。



棒の先端にマジックテープの片方がくっついているため、袋についたもう片方のテープを使って、ヒントをつり上げます。
ヒントには「ス」の文字が。
みんな一生懸命。



ヒントから「ハス」の力がヨーグルトに入っている事が判明!
ハスの表面の「ロータス効果」で超撥水機能をもたせることができます。
森永乳業製のヨーグルトの裏蓋はハスのようにでぼこしているため、撥水機能をもって
まったくヨーグルトがつきません。普通は、なめたくなるくらいたくさんヨーグルトがついちゃいますね。
親子で体験してもらうと、みんな予想以上の結果に驚いて「おーー」とあちこちで聞こえました。



最終回のスリムクラブの内間さんとの記念撮影。
白衣の研究者集団が、芸人さんとコラボして参加してくださった親子に新しいサイエンスの風を吹き込みました。

この「おもろふしぎラボ」は今回をきっかけに、様々な場所で、パパ芸人と研究者でおもしろく親子にサイエンスを発信しようと思います。

次の機会をお楽しみに。