スマホで、いつでもどこでも患者の目の健康チェック・診察が可能に

スマホで、いつでもどこでも患者の目の健康チェック・診察が可能に

2010年WHOの視覚障害に関する推計によると、世界の2.85億もの人々が視覚障害されており、3900万人が盲目、2億4600万人が弱視で視覚障害者の90%は低所得国に住んでいます。さらに、80%の視覚障害は予防乃至により治癒可能だということがわかりました。

それは経済的に貧しいために、病院出来ないケースや遠方すぎて通えないケースなどがあります。具体的には、盲目の原因は47.8%が白内障、12.3%緑内障、5.1%角膜混濁などが原因です。それらの視覚障害を解決する方法を回避できるソフトウェアをイギリスの研究チームが開発しました。

その名は「Peek Vision」(http://www.peekvision.org)

総合的な目の検査をスマートフォンでとても簡単に実現しました。
「Peek Vision」は白内障や屈折異常、トラコーマ、角膜混濁などの一般的な視覚に関わる疾患の検査ができるのです。

このプロジェクトはスマートフォンという最新テクノロジーを現場に応用しようというもので、スマートフォンのカメラ機能やフラッシュ、ディスプレイを用いて検査します。患者の目の反応状況や色の識別、視力などをテストができ、それにより白内障や屈折異常、トラコーマ、角膜混濁などの一般的な視覚に関わる疾患の早期発見にもつながります。

スマートフォンのアプリというツールの形にすることで、スマートフォンさえあれば専用の機器は不要となり、手軽に持ち運び可能なツールとして、低所得国の人々でも目の健康をケアすることができるようになることが最大の貢献でしょう。

引用元:Peek Vision (http://www.peekvision.org)