韓国の修士・博士は就職予備校に通っている

韓国の修士・博士は就職予備校に通っている

就職予備校という言葉を知っているだろうか?

日本では大学は就職予備校だったなどと揶揄される事もあるのだが、お隣の国韓国ではサムスンに就職するための予備校に学生が集まっているようだ。
「サムスン就職は人生成功の鍵」、韓国学生の過酷な就活事情
何しろ応募者10万人の内、採用されるのはたったの5500人。
それなりの準備をしないと採用に至るのは至難の業だという事なのだろう。
記事を見るに、博士号取得者も就職予備校に通って就職試験対策をしているようだ。

日本の就職はまだぬるい?

日本人の就職感として、最近こういう声はあまり聞かない気がする。

「複合企業で職を得られれば、自分や親にとって名誉になる」と話すのは、政府の関連機関である韓国労働研究院のシニアリサーチャーHur Jai-joon氏

名誉のために戦う。そういう就職戦線では無いことから考えれば、日本の就職戦線はぬるいと言えよう。
韓国のように一つの企業に一極集中という訳では無いので、選択肢も比較的ある方だ。
とは言え、国内に目を向けてみると、博士課程修了者の正規就職は52.2%と高いとは言えない数値を示している。

韓国に学ぶとすれば、周りの人がやっていない中で、就職に関するアドバイスをしてくれる人をメンターとして手に入れておくという事はプラスに働くという事だ。
就職のイメージが沸いていないあなた。
路頭に迷う前に出来ることは、得意な人に教えを請う事なのかもしれませんよ?