1848年のゴールドラッシュふたたび!?

1848年のゴールドラッシュふたたび!?

ゴールドラッシュとは、新しく金が発見された場所に金脈目当ての採掘者が殺到することである。
特に1848年にアメリカのカルフォルニアで起きたゴールドラッシュが有名。

そんな、ゴールドラッシュが再び到来するかもしれない。

しかし、今回はカルフォルニアでもなく、アメリカでもない。

舞台は宇宙だ。

近年、宇宙で鉱物資源を採掘するいう発送がSFでなく、商業的に現実味を帯びてきている。米国の宇宙ベンチャーは3年以内に小惑星探査を目的とした鉱物調査に乗り出している。狙いは小惑星に眠る数百年分の白金や金、レアメタルだ。

しかし、現在は多くの鉱物を宇宙から地球に持ち帰る手段がないため、燃料補給や、火星の居住区建設の支援のために活用するつもりのようだ。さらに、この宇宙資源ビジネスの真の狙いは「水の元」が確保できるかだ。それは、水素と酸素が鍵。なぜなら、水素と酸素が結合して水を生成するときに発生するエネルギーがロケットの推進力となる。もし小惑星に水素と酸素が含まれていれば、宇宙空間で離れた場所に向かう時に、燃料を補給する基地を建設したりすることができる。

現在、この宇宙鉱物資源に参戦するベンチャーは米ベンチャー企業ディープ・スペース・インダストリーズ(DSi:Deep Space Industries)、米グーグル(Google)の幹部や映画監督のジェームズ・キャメロン(James Cameron)氏の支援を受けた米ベンチャー企業プラネタリー・リソーシズ(Planetary Resources)が主な企業だ。

特にDSIは2016年初めに「ファイヤーフライズ」と呼ばれる小惑星の構成要素を見極められるカメラを打ち上げる予定。2~4年間のミッションを行い、試掘サンプルを持ち帰る予定だ。

引用元:http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130124001
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131124-00000010-reut-n_ame