IT界隈な人必読:日本国内IT関係市場の動向予測
IDC Japanによって日本国内のIT市場の動向が発表されている。
2013年国内IT市場は横ばいの13兆8288億円 – DATA&DATA:ITpro Active
これによれば、2013年は市場の大きさはほぼ横ばいだそうな。
将来的に、ハードウェア市場は縮小傾向が続き、ITサービス及びパッケージソフトウェア市場は伸びていく。
・ 2013年の国内ソフトウェア市場は、前年比成長率6.0%、2兆3,988億1,500万円と予測
・ これまでピークであった2008年の2兆2,957億9,200万円を上回り、過去最高の市場規模に
・ 国内ソフトウェア市場の2012年~2017年の年間平均成長率は4.9%、2017年には2兆8,679億7,600万円に達すると予測
しばらく成長を続ける市場と予測されている。
2014年の国内IT市場の主要10項目なんかも頭に入れておいて良さそうだ
1. 国内ICT市場は第3のプラットフォームが牽引する成長領域とそれ以外の縮小領域が鮮明となる
2. 事業成長を求めて、第3のプラットフォーム内で高付加価値化へのシフトが起きる
3. モビリティ市場でサービスアカウントの拡大と業種特化型ソリューションが成長機会になる
4. 多様なクラウドの融合が進み、ベンダー間の競合状況は新しい局面を迎える
5. ビッグデータのユーザーの裾野が広がる反面、ベンダーの専門性や投資対効果に対するユーザー評価が厳しさを増す
6. Software-Defined Infrastructureの多種多様なエコシステムが形成され成長する
7. 事業者データセンターは、ハイブリッドクラウドへと向かう
8. セキュリティ基盤が組み込まれたクラウドソリューションの本格的な活用が始まる
9. ソーシャル技術のマーケティング利用がクラウド上で始まり、エコシステムを形成し始める
10. IoT/M2Mが第3のプラットフォームを成長させ、関連事業者の主導権争いが本格化する
あなたの属している世界はどのように動いていくだろうか。市場予測を頭に入れつつ、自らの生存戦略を練っていただきたい。