Tech Planter始動！

先日3月16日に第１回Tech Plan グランプリが開催された。
これはものづくりベンチャーに特化した経営支援、開発支援、小口投資を組み合わせたものづくりベンチャー育成プラットフォーム「Tech Planter」の入り口としての位置づけのものである。今回のTech Plan グランプリは日本のものづくりを盛り上げる人材やチームを発掘し、育成することを目的としている。

今回の第１回Tech Plan グランプリの最優秀賞は清水敦史の次世代風力発電機の開発販売及び電力卸売事業であった。

・最優秀賞のコメント
清水：皆さん本当にありがとうございました。ぶっちゃけますと私はビジコンが嫌いです。なんでかと言うと、ビジコンに出てみるとモノを作ってちゃんと会社を作ってから来てくださいといわれることが多くて、本当にシードに投資していただけるところがないことを痛感していました。今回このような機会をいただけたことに本当に感謝致します。ありがとうございます。 ２０１１年3月からずっと一人でやってきまして、3年間ひとりぼっちで一歩一歩やってきましたが、本日は審査員の皆様、会場の方々と一緒に一歩また踏み出せたと思っています。今後も一歩一歩確実に踏み出して、最終的には世界を一歩前進させたいと考えておりますので、今後ともご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

このコメントでもわかる通りITなどのスタートアップでは、支援する形がある。しかし、日本ではものづくり支援のプラットフォームは皆無。しかし、今回集まったものづくりベンチャーたちは作りたいものがあるが支援をうけることができなかったという意見が多く存在する。我々はそんななにかものが作りたい、研究したいという人をサポートし、その先に見える世界を作ることを実現させるために存在するのだ。そんな背景から作られたのが「Tech Planter」である。

このプラットフォームでは３つのメインサポートが存在する。

一つ目はTech Labで製品や技術について学ぶセミナーや実際にものづくりにチャレンジするハッカソンを定期的に開催する。特にハッカソンでは、ものづくりのニーズを持つゲストを招き、ニーズに合ったプロダクトを考える。優秀なプランはゲストが主体となり事業化することで、スタートアップにとっては貴重な売上につなげられると考えている。

二つ目はBiz Labで実践の中で学ぶ機会をちょっとした座学とともに提供する。メンターとともにリバネスやサポート機関との共同プロジェクトや、自らの製品のマーケティング活動を推進する中で、事業を推進する力を身につけるセミナーや支援を実施する。

最後はリバネス社員によるメンターだ。メンターとは単純に指示や命令をするのではなく、メンターと対話による気づきと助言により、事業化の支援である。

今、「Tech Planter 」に参加している人々は「Tech Planter 」をともに作りあげる仲間です。ここの場から企業やハードウェアベンチャー、町工場、投資会社が共に手を取り合い、頭を悩まし、世界を変える仕組みを作り上げていきます。
この仕組みづくりに興味がある方はぜひご連絡ください！（担当（齊藤）：[email protected]）