「オープンイノベーションの新潮流」第2回BioGARAGEセミナー
本セミナーは、大学の研究者の方、バイオベンチャーの方におすすめします。
オープンイノベーション活動の実際をさまざまな視点から議論します。製薬企業、創薬系バイオベンチャー企業、ベンチャーキャピタルのそれぞれの考え、および事例をしることで自分たちの研究活動の先を考えるきっかけになるでしょう。どうすれば自分たちもオープンイノベーションの活動に参加できるか、何に貢献できるか、そして何を得られるのか、対話のなかからつかみとってください。
【内容】
近年、大手製薬企業によるオープン・イノベーション活動が加速し、大学のシーズやベンチャー企業など、積極的に外部の知を取り込もうとする動きが活発化しています。
本セミナーでは、製薬企業、創薬系ベンチャー企業、そしてベンチャーキャピタルから登壇者をお招きし、製薬業界の新しい動きについてディスカッションを行います。
【日時】
2014年4月22日(火) 18時30分〜20時(開場 18時)
18:00 開場
18:30 開催の挨拶(リバネス)
18:35 ご登壇者による発表(オープン・イノベーションの新潮流)
- 第一三共株式会社 佐野毅 様
- 東京大学 瀬尾秀宗 様 (元株式会社カイオム・バイオサイエンス)
- 三菱UFJキャピタル株式会社 長谷川宏之 様
19:30 若手によるオープンピッチ
- 株式会社MOLECURE CEO 小川 隆 様
- 聖マリアンナ医科大学 産婦人科教室 日本学術振興会特別研究員PD 川島一公 様
20:00 終わりの挨拶/閉会
【場所】
株式会社リバネス 知識創業研究センター
東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル 4F
(JR総武線「飯田橋駅」東口から徒歩約3分)
Google Map http://goo.gl/maps/7vKh3
【参加費】
学生 無料
社会人 2000円
【登壇者】
第一三共株式会社、他
【講師プロフィール】
氏名:佐野 毅
所属:第一三共株式会社 経営戦略部 経営戦略グループ 主幹 薬剤師
【略歴】
学生時代:電気生理・遺伝子工学専攻 味覚(アミノ酸)受容器のクローニング
第一製薬に入社し、PMS部門にて医薬品の安全性確保および大規模市販後調査に従事。
医療経済研究機構に出向し、欧米の医療制度を研究。国内営業にて想定薬価・薬価交渉・市場予測に従事。
国連NGOであるIFPMA(スイス)に出向し、人道支援に従事。その後、三共との統合を経てライセンス部にて企画担当、日本・アジア・オセアニアおよびワクチン担当としてベンチャーを探索・評価。
2011年より経営戦略部へ異動し、オープン・イノベーション、プロジェクト・ファイナンス、投資戦略、東南アジア事業戦略、経営重要事項を担当。アカデミアに関わる活動として、某研究所包括提携、公募型オープンイノベーションのTaNeDSを担当した。日本のVC20社、グローバル製薬企業のCVC15社へインタビューを実施し、日本のバイオベンチャーを取巻く環境を踏まえたOiDEファンドを三菱UFJキャピタルと立ち上げた。また、プライベートとして、日本のベンチャーのエコシステムを活性化すべくBaNZaIを立ち上げ活動を行なっている。
氏名:長谷川宏之(はせがわひろゆき)
所属:三菱UFJキャピタル株式会社 ライフサイエンス室長。
【略歴】
第一製薬(株)(現第一三共(株))に10年間勤務し、2004年に(株)UFJキャピタル(現三菱UFJキャピタル(株))に転職。製薬では市販後調査部門で感染症領域、癌領域を担当。転職後、アナリストとしてライフサイエンス分野ベンチャー(国内外で発掘した約300社)における市場調査、事業評価を経験。2009年より投資部門へ異動し現職。現在、京都大学発ベンチャーである(株)京都コンステラ・テクノロジーズ社外取締役、京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構の産学連携フェロー。2013年9月、第一三共との共同でオープンイノベーション事業“OiDE”(オイデ)を開始、ファンドを活用し大学発の研究成果をもとに創薬基盤技術を育成。
氏名:瀬尾 秀宗(せお ひでたか)
所属:東京大学総合文化研究科特任研究員。
【略歴】
理化学研究所に研究室を構えていた太田邦史氏(現・東京大学総合文化研究科教授)のもとで発明したたニワトリの免疫細胞DT40を利用した抗体作製技術の実用化を目指し、創業メンバーの一人として株式会社カイオム・バイオサイエンスの設立に携わる。2005年2月に同社を設立した後、同年4月より同社の研究開発部ディレクターを務める。現在は東京大学総合文化研究科にて基礎研究に復帰し、新たなシーズの発見と、それをベースにした将来的な新規ベンチャーの立ち上げを目指して研究に取組んでいる。
氏名:小川 隆(おがわ りゅう)
所属:株式会社MOLCURE CEO
【略歴】
慶応義塾大学において分子生物学・ゲノム医科学・バイオイン フォマティクスの研究に従事していたが、3年前父がガンで他界したことを契機に「アカデミアのための研究ではなく、直接患者の命を救う研究開発を行い、そ の薬をいち早く患者に届ける事業を行いたい!」と強く志したことをきっかけに、株式会社MOLCUREを設立。バイオ、IT、ロボティクスを融合させた技 術を基盤にした創薬プラットフォーム事業を運営中。
新規事業の立ち上げや創出に従事されている方を対象のセミナーを積極的に開催しています。
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