同世代の研究コミュニティをつくるために、「夏の学校」に行ってみよう

同世代の研究コミュニティをつくるために、「夏の学校」に行ってみよう

若手研究者に向けて書いています↓

皆さん、「夏の学校」や「若手の会」ってご存知ですか?
学生主催の学会や勉強会で、専門を同じとする若手研究者が集まり、講義や発表、議論します。
通常の学会と違い、成果がまだ出ていない研究や勉強した内容をレビューとして発表できるのが利点。
参加者は学生同士のため、質問がしやすかったり、初めての学会前にお勧めの活動とも言えます。

 

そもそも夏の学校・若手の会とは

学生主催で研究をテーマに集まる会、通称「夏の学校」「若手の会」と呼ばれています。
学生が数十人から100人以上集まって、講義を聞いたり、ポスターセッションをしたり。
泊まりがけの活動の中も多く、同年代の研究コミュニティを形成していくのに最高の機会だと思います。

私の初めての発表は“物性 夏の学校”でした。https://cmpss.jp/
ほとんど実験結果が無いなかで、上手とは言えない発表だったのですが、それでも丁寧にコメントをくれた若手の先生がいたのを覚えています。
その時の先生とは、その後の学会でも関わりが続いてますし、同じ大学を卒業して他大学に進学した先輩と相部屋になり、色々とアドバイスをいただいたことも印象的でした。
ポスターセッションでも、通常の学会のような厳しいディスカッションをやりあうよりも、むしろお互いに勉強しあう意識が高くカジュアルな雰囲気でフィードバックを貰えます。

同じ興味をもって研究をしている仲間が一か所に集まり、今でも連絡を取り合える友だちができたことも大きな財産になりました。

 

まだ参加したことない人には、参加を強く薦めます。
学部生だって参加したっていいんだよ。

以下のURLを参考にしてください。

生命科学 夏の学校http://www.seikawakate.org/natu

分子科学 若手の会http://www.ymsa.jp/

生物物理 若手の会http://www.bpwakate.net/summer2014/

まとめサイトがこちら http://www.shokabo.co.jp/keyword/wakateschool.html