今こそものづくり〜第一回Tech Planグランプリ参加者の今〜
第一回Tech Plan グランプリに参加したものづくりベンチャー企業「Moff」が、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金集めに成功し、現在も大きな注目を集めている。
「Moff」とは子ども向けスマート玩具Moff Bandを開発しているベンチャー企業だ。Kickstarterでは予約注文と資金調達を目的に掲示したが、目標金額の4倍にあたる約8万ドルが集まったという。予想を超える反響のために一時予約注文を中断していたが、先週予約注文を再開したようだ。
Moffの代表である髙萩昭範氏は、デバイスの開発をスタートしたきっかけに対してこう語っていた。
「子供は新しいおもちゃを購入しても、すぐにおもちゃ遊びに飽きてしまう。保護者は新しいおもちゃを買っては捨ててを繰り返しています。これではお金がもったいないし、かといって捨てるのももったいない。それを解決するために、子どもの想像力でいろんな遊び方を開発可能なデバイスを開発しようと考えました。」
近年、高萩氏のようにものづくりベンチャーの台頭は日本のみならず世界中で目立つ。
これは偶然ではなく、ものづくり業界に以下の要素が加わり、新たな潮流がもたらされているからと思う。
ものづくりベンチャーの新たな潮流
- 手頃な価格の3Dプリンターなどが出回り、ハードウェア開発が容易になった
- クラウドファンディングにより大きな資金が必要となる試作段階にお金を集められるようになった
- Amazonをはじめとするネット販売により、販売以降のプロセスを委託できるようになった
ものづくりベンチャーを起こすのにこれほどいい時代があるのか!?
高萩氏のように自分の想いを元にものづくりベンチャーを起こしてみませんか。
まずは、第一歩。
少しでも関心をもったあなたはエントリーしてみませんか?