【参加者募集開始】市民研究者育成講座 Bio Hacker Course 自宅で遺伝子検査に挑戦
リバネスでは、職業研究者だけでなくいつでもどこでも研究できる市民研究者を増やすべく、自社が保有するラボを開放し、誰もが先端科学を学べる場所をつくりました。あなたも新たな研究の扉を開いてみませんか。
ハッカーはイノベーションの源泉
アメリカではいま、大学や企業に属さない研究者たちが生命科学の最前線にいると言われています。自宅のクローゼットで遺伝子疾患の原因遺伝子を検査する方法を開発した人、単学で身につけた遺伝子組換え技術で粉ミルクに混入した有毒物質を検出する乳酸菌を開発した女性など、自らの好奇心に従い、とことん追求してく研究者の姿がそこにはあります。かのスティーブ・ジョブスは「21世紀のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交わる場所から生まれる」といい、バイオデシック社の創業者ロブ・カールソンは、「ガレージハッカーはイノベーションの源泉である」と言いました。そして、生物学者エレン・ジョーゲンセンは、誰もがPCを使うようにパーソナル・バイオテクノロジーを使うことを提唱し、非営利DIYバイオラボを開設しました。これからの世界は、テクノロジー、バイオ、オープンソースの融合により劇的な変化がもたらされることを示唆しています。
Bio Hacker Course 自宅で遺伝子検査に挑戦
ここ日本でも、バイオハッカーたちが集い、互いの知恵を出し合って、イノベーションの出発点となる場所をつくりたい。リバネスでは、その思いから、市民研究者育成講座「Bio Hacker Course」をスタートさせました。
第2弾として、『自宅でできるお米の品種鑑定』の講座を開催します。
スケジュール
2015年4月〜2015年7月全7回 18:30〜20:30
4月16日 | 第1回 | マイコンボードでバイオ装置の基礎を学ぶ | Arduinoで簡易ロボット |
4月30日 | 第2回 | DNAとは何かを学ぶ | DNA抽出実験 |
5月14日 | 第3回 | DNAの増幅方法を学ぶ | PCR装置の自作 |
5月28日 | 第4回 | DNAの観察方法を学ぶ | DNA増幅実験 |
6月11日 | 第5回 | DNA観察用の電気泳動槽をつくる | 電気泳動槽の自作 |
6月25日 | 第6回 | DNA鑑定の実戦 | 電気泳動実験 |
7月9日 | 第7回 | DNAの解析方法を学ぶ | 解析ソフトのマスター |
講座開催場所
リバネス知識創業研究センター
東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル4階
最寄り駅:飯田橋
受講料金
全コース参加:20万円(コース別の申込も可)
以下のリンクよりお申し込みください。
リバネス Bio Hacker Course(全7回)(税込20万円)
一部のみの受講も可能です
リバネス Bio Hacker Course:第2, 3, 4回 組立式遺伝子増幅装置 Makers Toy PCRを作る (税込16万円)
リバネス Bio Hacker Course:第5, 6回 DNA鑑定のための電気泳動槽を作る(税込4万円)
リバネス Bio Hacker Course:第7回 DNA解析方法をマスターする(税込1万円)