泡盛蒸留粕活用セミナー
本セミナーでは、泡盛蒸留粕を活用したエコフィードによるコスト削減効果や畜産分野における分析サービスの紹介等、現在注目されているエコフィードについて考えるきっかけを提供いたします。ぜひふるってご参加ください。
沖縄県で古くから愛されている琉球泡盛と畜産との関係は戦前にさかのぼり、泡盛を製造する酒造場の近くには養豚場が必ずありました。
しかし、トウモロコシを主体とした配合飼料の給餌が主流になり、かつ特有の臭いや給餌した豚の肉質の問題などから、その利用はほとんどみられなくなりました。
沖縄県内で排出される泡盛蒸留粕は年間40,000tにも及び、その2割がもろみ酢商品として利用され、それ以外は特殊肥料として処理されています。
養豚飼料としては、飼料費の節減につながり、格付の向上が期待できることが示されています(1991年、1994年沖縄県畜産試験場発表)が、その一方で、保存性の悪さ、液状であるがゆえの輸送及び給餌方法の特殊性、悪臭発生などの課題があり、飼料としての利活用が進んでいないのが現状です。
琉球大学、合資会社オキスイ、忠孝酒造株式会社、琉球もろみ酢事業協同組合、合資会社沖動薬商事、一般財団法人沖縄県環境科学センター、株式会社日本フードエコロジーセンター、株式会社リバネスで組織する泡盛蒸留粕飼料化確立協議会では、平成26年度及び平成27年度エコフィード増産対策事業の採択を受けて、泡盛蒸留粕の飼料化に取り組んでいます。
セミナー詳細
- 日 時 2015年6月22日(月)19:00〜20:30(予定)
- 場 所 一般財団法人沖縄県環境科学センター5階会議室
- 対 象 畜産農家、飼料メーカーなどの畜産関係者、これらに興味を持つ企業、自治体職員、研究者等
- 定 員 20名
- 参加費 無料
プログラム
● 19:00 〜 19:05
主催者挨拶・講師紹介
● 19:05 〜 19:30
「泡盛蒸留粕の飼料化とエコフィード(仮題)」
講師:株式会社リバネス 地域開発事業部 福田裕士 氏
● 19:30 〜 19:55
「畜産農家向け分析ワンストップサービスの紹介(仮題)」
講師:一般財団法人沖縄県環境科学センター 桑江義之 氏
● 19:55 〜 20:15
質疑応答
● 20:15 〜 20:30
アンケートおよび名刺交換・閉会
- 主 催 株式会社リバネス
- 協 力 泡盛蒸留粕飼料化確立協議会
お申し込みはこちらから
お問い合わせ先
- 株式会社リバネス沖縄事業所(担当:福田)
- 住所:〒 901- 0152 沖縄県那覇市字小禄 390 – 102
- 電話番号:098-996 -1404 FAX:050-3737-6374
- Mail:[email protected]