ロボットハッカソンの予選会を開催。7月19日に本選!
ロボットハッカソンの予選会を開催。7月19日に本選!
7月4日、奈良先端科学技術大学メモリアルホールにて、奈良先端科学技術大学院大学・大阪イノベーションハブ主催・株式会社リバネス共催でロボットハッカソンの予選会を開催しました。
本ハッカソンは、熱意と柔軟な感性、技術を持った若手研究者が集い、社会や私たちの暮らしを変えるようなロボットの開発を目指すものです。
メンターおよび審査員として、リバネスでは大阪事業所の西山哲史および石澤敏洋が参加しています。
当日は50名ほどが参加しました。集まった人の専門は、情報系、バイオ系、デザインなど様々。ハッカソンは初めて、という人もいました。まず最初はアイデア創出のワークショップを開催。自分で発想したキーワードをもとに、他の人たちとディスカッションします。ふくらませたアイデアは、絵と文でアイデアシートをつくり、簡単に説明します。参加者全員でそのアイデアシートを見ながら、人気の高かったアイデアに対してチームを組みました。
チーム結成後は、アイデアソンでブラッシュアップ。アイデアソンといえども、協賛企業から提供されたAPIを駆使し、実際にプロトタイプをつくりはじめるチームもちらほらいました。最終プレゼンでの審査員の投票の結果、以下のチームが本選に進むことになりました。
1位 起こし隊
いろんな方法で起こしてくれる目覚まし。学習機能をつけてその人にあった起こし方をしてくれる。情報を取得する機能をつけることで電車の遅延状況にあわせて起こす時間を変えてくれたりする
2位 TEAM MAMORU
孤独死防止の見守りロボット。独居老人の家とその離れて暮らす家族の家にある人型ロボット。離れて暮らす家族と簡単にコミュニケーションがとれる。話しかけてうなずく、など簡単なコミュニケーションで日々お互いを感じながら生活ができる。万が一のときにアラートがでるような設計もできる(CO2や匂いなどを感知する)
3位 For Fun
ローバー+ドローンの災害用ロボット。留学生のチーム。災害現場でより汎用性がある災害ロボットとして、ドローンとローバーをくみあわせ、空陸両用のロボットをつくりたいというアイデア。
4位 IMD lab
コミュニケーション障害を克服するための解析ソフト。音声と画像を記録して、相手の表情を読んだり、音声を解析したりして、空気を読む・滑舌の悪さを判定する。
5位 ピチピチボーイズ
ランニングのフォーム分析をしてくれる靴。全員元アメフト選手という体育会系メンバー。ランニングムを直していくというアイデア。
上位5位に選ばれたチームは、7月19日の本選までに大阪イノベーションハブの施設を借り、技術メンター・総合メンターのアドバイスを受けることができます。
また、ここで生まれたプロダクトは、リバネスが主催するシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」へのエントリーを通じた事業化および、「大学発新産業創出プログラム(START)技術シーズ選抜育成プロジェクト(ロボティクス分野)」への申請を目指します。
7月19日はどのチームが優勝するのか?そしてここから本格的なものづくりにチャレンジするチームはどこなのか?楽しみです。
7月19日は見学もできますので、ものづくりやハッカソンに興味の有る方はふるってご参加ください!
※本事業は株式会社リバネスが採択を受けた「先端課題に対応したベンチャー事業化支援等事業(ITベンチャーのスタートアップ促進事業)」の一環として実施しています。
2日目 最終プレゼン会のご案内
日にち:7月19日(日)
場所:大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪ナレッジキャピタル タワーC 7階
【アクセス】http://www.innovation-osaka.jp/ja/access
◎9:00~ハッカソンスタート
◎12:00~昼食
◎17:30~最終プレゼン(発表7分+質疑応答3分)
◎18:30~懇親会
◎18:45~結果発表
見学を希望される方はリバネスお問い合わせフォームより
【ロボットハッカソン見学希望】と書いてお問い合わせください。