9月9日 海外テクノロジーベンチャーが日本の町工場を訪問する町工場ツアーを実施。共同開発に向けて新たな展開。
9月9日(金)、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)では、シンガポール・台湾のテクノロジーベンチャーや台湾交通大学のスタートアップインキュベーターが墨田区の町工場である、株式会社浜野製作所(本社:東京都墨田区、代表取締役:浜野慶一)と墨田加工株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木洋一)に訪れる「町工場ツアー」を実施いたしました。
本ツアーは、リバネスが2013年より実施している科学・技術を活かした新たな事業の創造を目指すスタートアップの発掘・育成を行うシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER(テックプランター)」のアジアパシフィックにエントリーしたチームを対象に実施しています。今回は、シンガポール大会と台湾大会の優勝チームが参加しました。
町工場を見学した参加者からは、「金属、プラスチック、分野は違えど、共通する技術力の高さと彼らのものづくりに対する職人魂に感銘を受けた」(シンガポールチームのSensornomics)、「大学内のテクノロジーベンチャーの中にすぐにでも町工場と繋げられそうなチームがいくつかいるので、帰国し次第早速話をしたい」(台湾交通大学のスタートアップインキュベーター)といった声をいただきました。
墨田加工株式会社の見学の様子
株式会社浜野製作所の見学の様子
町工場の見学後には、ベンチャーの抱える技術課題を町工場の技術者にぶつけ、プロトタイピングなどの協業についてディスカッションする相談会を開催し、テクノロジーベンチャー側から町工場に見積もりを申請するといった具体的なアクションへ繋げることができました。
シンガポールのテクノロジーベンチャーと鈴木氏とのディスカッションの様子
台湾のテクノロジーベンチャーと浜野氏とのディスカッションの様子。
リバネスでは今後、世界中のテクノロジーベンチャーを日本に招き、町工場との協業をサポートするだけでなく、日本法人の設立とリバネスによる経営支援・事業化支援を通して、世界のマーケットを狙えるようなテクノロジーベンチャーを育成し、日本でのIPOを目指す、「インバウンドグローバライゼーション」のモデルを展開していきます。
次の取組みとして、10月4日に「いたばしベンチャーフォーラム」を開催します。こちらもぜひご参加ください。
◆10/4 板橋区にて全国の町工場・ベンチャー・研究者が集まるフォーラムを開催 ノーベル物理学賞受賞の中村修二氏も登壇
【フォーラム概要】
日時:2016年10月4日(火) 13時00分~18時00分(懇親会 18:00〜19:00)
場所:板橋区役所 9F 大会議室 (東京都板橋区板橋二丁目66番 1号)
参加者:町工場、大学研究者、ベンチャー企業、行政等 約150名
詳細・リリース:https://lne.st/2016/09/07/ivf2016/
※会見当日は多くの報道関係者の皆様にお越しいただき、メディアに掲載いただきました。
<メディア掲載>
日本経済新聞 リバネス、海外ベンチャー向けに町工場ツアー
日本経済新聞 起業支援のリバネス、海外VB向け町工場ツアー
NHK 「おはよう日本」関東甲信越 9月10日
JCOM デイリーニュース 9月13日