沖縄県の代表的産業である「畜産」をテーマにした、地域次世代育成プログラム を興南中学校で実施しました
株式会社リバネス沖縄事業所では、中学生向けに「6次産業化」について学ぶプログラムを開発し、2015年度に引き続き、私立興南中学校(沖縄県那覇市、校長:我喜屋優)が実施する 次世代総合学習「興南なまVIVA」の一環として実施しました。
本年は養鶏をテーマに設定し、弊社子会社の琉球食鶏株式会社(本社:那覇市小禄、代表取締役:大谷明正)と連携したプログラムを実施しました。中学生が県内の畜産業について講義をを通して学び、養鶏場や市場で鶏肉商品を調査し、自ら考えた鶏肉商品の試作に取り組みました。最後には、学校のオープンキャンパスイベントにて販売体験を行い、沖縄の畜産業の活性化プランを発表しました。
◆プログラムの内容
①第一回講義(7月12日)
沖縄畜産業の課題と、解決へ向けた取組事例を紹介。また、課題について生徒ひとりひとりが、解決策を考えるワークショップを実施しました。
②第二回講義(7月27日)
生産する農場を見学。さらに牧志公設市場で鶏肉加工商品の事例を調査し、講義ではわからない実体験を通じて、沖縄の畜産の現状を学びました。
③商品の試作、会社設立、商談(8月~9月)
④商品(つくね)の販売(9月24日)
⑤成果発表(11月中に株主総会を開催予定)
◆対象
興南中学校 生徒 22名
※興南高等学校の次世代総合学習「興南まなVIVA(びば)」は、生徒たちが校外における体験的学習を通し、沖縄の課題を発見し、その解決方法を提案する次世代リーダー育成をめざした総合学習プログラムです。
販売の様子
9月24日に行われたオープンキャンパスでは、用意したつくね串300本を完売することができました。なお、生徒が開発した商品(つくね)は、琉球食鶏株式会社が経営するスワン(那覇市泉崎1-17-1)にて継続して提供されています。
報道実績
(新聞)琉球新報
(テレビ)琉球放送、沖縄テレビ
本取り組みは、第一次産業が基幹産業である沖縄ならではの、教育を核とした地域活性化を目指すものです。今後も県内外の学校と連携して、農業や6次産業化を担う人材の育成を推進していきます。また、株式会社リバネス 沖縄事業所では、全国の地域産業の次代の担い手育成および地域産業の地域住民への理解促進などの相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社リバネス 沖縄事業所(担当:伊地知、福田)
Tel: 098-996-1404 FAX: 050-3737-6374 Email: [email protected]