• HOME
  • サイエンスキャッスル東北大会 29校50演題から全9賞を決定! 最優秀賞は気仙沼高等学校、地域の鳴砂の仕組み解明に挑戦

サイエンスキャッスル東北大会 29校50演題から全9賞を決定! 最優秀賞は気仙沼高等学校、地域の鳴砂の仕組み解明に挑戦

サイエンスキャッスル東北大会 29校50演題から全9賞を決定! 最優秀賞は気仙沼高等学校、地域の鳴砂の仕組み解明に挑戦

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO:丸幸弘)が運営するサイエンスキャッスル 2016 実行委員会は、2016年12月18日(日)に、『中高生のための学会「サイエンスキャッスル 2016」東北大会』を東北大学・カタールサイエンスキャンパスホールにて開催いたしました。

「地域に根を張る先端研究」という大会テーマのもと、9の都道府県より29校50演題の研究発表校が集まり、大学研究者を含む総勢225名の方々にご参加いただきました。学術界・産業界を代表する6名の審査員による厳正な審査の結果9つの賞を決定し、最優秀賞は宮城県気仙沼高等学校(発表タイトル「砂はなぜ鳴るのか ~鳴砂の発音方法解明に向けて~」)に贈られました。

審査員陣からは、「地域の浜の鳴砂という身近なテーマに着目し、物理・化学・情報のあらゆる方向から実験を重ねその仕組の解明に挑戦する姿はまさに研究者であると感動した」といったコメントがありました。また、この研究成果から他の多様な研究テーマがうまれることも期待され、高く評価されました。郷土愛と科学の融合でもある同校の研究テーマは、研究を通して地域の発展を目指す本大会のビジョンとも重なるものだといえます。

当日の様子は朝日新聞にも掲載いただいております。
http://digital.asahi.com/articles/ASJDL3TMNJDLUNHB005.html
「宮城)東北6県の中高生、科学研究成果を発表 仙台」

サイエンスキャッスルでは、12月23日に関西大会12月24日に関東大会、そして来年3月26日にはアジアの中高生を集めるシンガポール大会を実施します。今後も国内外での開催を拡大し、研究者が分野、地域、世代を超えて共に未来を語るプラットフォームを築いて参ります。

審査結果

■ポスター特別賞 ①「ダンボールで作った実物大ジェットエンジン」 宮城県名取市立増田中学校 美術部 相澤知優
②「松葉活用のための機能性研究」 静岡県立静岡農業高等学校 増田彩香
■最優秀ポスター賞 「遺伝子発現からみる日本のきゅうりの苦味」羽黒高等学校 スーパー・バイオ・クラブ 菅原彩華
■リバネス賞 「松葉活用のための機能性研究」 静岡県立静岡農業高等学校 増田彩香
■カタールサイエンスキャンパス賞 「紙おむつを用いた発電を目指して」 宮城県仙台第三高等学校 杉浦 匠
■メタジェン賞 「川崎市生田緑地の未来の生態系予測」 世田谷学園高等学校 小川 靖史
■「5」のつく日。JCBで復興支援賞  「マボヤの低温保存中の生菌数と細菌叢の遷移について」 宮城県水産高等学校 保原 和弥
■ロート賞 「突然変異抑制効果を持つ物質の探索」 秋田県立秋田高等学校 田中 美月
■サイエンスキャッスル大会特別賞 「宮川の浄化力に関する研究 地元の河川からみる自然の浄化作用」 福島県立会津学鳳中学校 矢澤 宗一郎
■サイエンスキャッスル最優秀賞  「砂はなぜ鳴るのか ~鳴砂の発音方法解明に向けて~」 宮城県気仙沼高等学校 足利 和保

 

大会概要

<ウェブサイト>
<実施日>
2016年12月18日(日曜日)09:00〜17:00(08:00開場 08:30発表校集合)
<会場>
東北大学・カタールサイエンスキャンパスホール
<テーマ>
地域に根を張る先端研究
<パートナー企業・大学>
株式会社アトラス、ウシオ電機株式会社、コクヨ株式会社、株式会社ジェーシービー、株式会社THINKERS、仙台うみの杜水族館、東北大学工学研究科、東北大学・カタールサイエンスキャンパス、本田技研工業株式会社、ロート製薬株式会社(五十音順)
<後援>

文部科学省、電子情報通信学会、土木学会、情報処理学会、日本海洋学会、日本化学会、日本高専学会、日本植物学会、日本進化学会、日本数学会、日本生態学会、日本生物物理学会、日本地球惑星科学連合、日本地質学会、日本統計学会、日本バイオインフォマティクス学会、日本物理学会、東北大学大学院工学研究科、仙台市教育委員会、秋田県教育委員会、青森県教育委員会、岩手県教育委員会、福島県教育委員会、宮城県教育委員会、山形県教育委員会

 

本件に関するお問い合わせ

株式会社リバネス 国際開発事業部 秋永
電話: 03-5227-4198