国内最大の海洋技術系特化型アクセラレーションプログラム “第一回マリンテックグランプリ” デモデイを9月30日に実施
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘、以下「当社」)が主催するテックプランター事業において、海洋技術系に特化したデモデイである「マリンテックグランプリ」(主催:日本財団、株式会社リバネス)を2017年9月30日に開催いたします。
テックプランターは年間エントリー数131件(2017年)、継続支援企業数103社の実績を持つ、国内最大のテクノロジー特化型アクセラレーションプログラムです。現在までの総エントリー数430件、パートナー企業数は36社へと増加し、登録チームの資金調達額は当社調べで51億円を超えています。
なぜ海なのか
日本は国土面積の12倍を超える管轄海域を有しており、潮流エネルギーやメタンハイドレート等の新規エネルギー資源や鉱物資源、水産資源など豊富な海洋資源に囲まれています。一方で水産資源管理や、汚染やごみ問題など課題も多く、効率的な海洋資源調査・活用産業の創出が求められています。しかしながら、ITやバイオなどに比べ海洋関連に特化したベンチャー企業向けの支援はほとんどありませんでした。そこで、今回海洋技術系に特化したベンチャー発掘支援プログラム「マリンテックグランプリ」を開催する運びとなりました。
これまでの流れ
3月1日の募集開始から、7月14日の締切までに26件のエントリーがあり、書類審査を実施。8月上旬には12件のファイナリストが決定し、デモデーに向けたビジネスプランおよびプレゼンテーションのブラッシュアップを行って参りました。当日はリバネスおよびダイヤモンドパートナー企業のエグゼクティブが審査員つとめ、12名のファイナリストが7分間のプレゼンテーション、および質疑応答を行います。
開催概要
グランプリ名:第1回マリンテックグランプリ
場所 :コクヨホール(〒108-0075 東京都港区港南1丁目8−35)
開催日時 :2017年9月30日(土)13:00-19:00 (懇親会 19:10-20:30)
参加対象 :クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、ライトニングトーク参加者、ダイヤモンドパートナー、経営支援パートナー、スポットパートナー、アカデミアの研究者、学生)
【当日の流れ】
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:30 主催者あいさつ
13:30〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜④)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:40 最終選考プレゼン(Presenter⑤〜⑧)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 最終選考プレゼン(Presenter⑨〜⑫)
16:50〜17:50 審査時間・ライトニングトーク
17:50〜19:00 審査結果発表および表彰式
19:10〜20:30 懇親会
チーム紹介
当日は以下の12チームが登壇します。
# | チーム名 | テーマ |
1 | 株式会社エイシング | 独自開発の新型機械学習AIアルゴリズム DeepBinaryTreeを用いた統計解析ツールの開発と事業化 |
2 | 株式会社MMラボ | 海でも使える水空両用マルチコプタ |
3 | 株式会社空間知能化研究所 | 深海まで潜航可能な手軽なROVの実用化 |
4 | 株式会社アクアサウンド | 海底の神秘をくまなく探査、世界が驚くFINEテクノロジー |
5 | ジグエンジニアリング株式会社 | 海底動作型鉱物資源選別機 |
6 | アンヴァール株式会社 | 海水からCO2フリーマグネシウムを造る |
7 | VP-Tidal | 可変ピッチ垂直軸型潮流・海流発電用水車の研究開発 |
8 | 環境DNAラボ | 環境DNA分析が切り開く生物モニタリングの未来 |
9 | The BioGlue | バイオグルー(生物由来の接着剤)で世界を変える |
10 | KOLABO | 海洋技術参入の門戸を開きイノベーションを巻き起こす |
11 | MarineBio | 「ゴミ・未利用」を「有用資源」へ─地域創生を目指した海藻の底力─ |
12 | 水・陽・回 ~Water, Sun and Regeneration~ | 海洋バイオマスによる持続可能な循環型社会の実現 |
審査員一覧
審査員は以下の通りです。
企業名 | 肩書 | 氏名 |
株式会社リバネス | 代表取締役CEO | 丸 幸弘(審査員長) |
日本たばこ産業株式会社 | 経営企画部 課長 | 中原 拓 |
ヤンマー株式会社 | 中央研究所 バイオイノベーションセンター 部長 | 高橋 英樹 |
大日本印刷株式会社 | 理事 研究開発・事業化推進本部 副本部長 | 岡 素裕 |
三井化学株式会社 | 研究開発本部 R&D戦略室 理事・室長 | 小畑 敦生 |
日本ユニシス株式会社 | 常務執行役員 | 小西 宏和 |
新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 技術本部 技術総括部長 | 関口 太郎 |
ロート製薬株式会社 | 経営戦略推進本部 ディレクター | 上村 秀人 |
ツネイシホールディングス株式会社 | 執行役員 経営管理部 部長 | 津幡 靖久 |
古野電気株式会社 | 技術研究所 研究部 市場開発推進室長 | 小河 慎二 |
株式会社グローカリンク
株式会社リバネス |
代表取締役
執行役員CKO |
長谷川 和宏 |
株式会社浜野製作所 | 代表取締役 | 浜野 慶一 |
日本財団 | 常務理事 | 海野 光行 |
本件に関するお問い合わせ
ホームページ:https://techplanter.com/
主催・運営:株式会社リバネス
お問い合わせ先:TECH PLANTER運営事務局
e-mail:[email protected]
<以下補足>
1、テックプランターとは
テックプランターは、科学技術の社会実装を目指す、研究者やベンチャー企業のためのプラットフォームです。大学や研究機関、企業の研究所で生み出された科学技術の「種」を発掘し、パートナー企業をはじめとした他企業と連携し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担います。
リバネスは研究者自身の課題意識やパッションを引き出し、会社設立前から支援します。会社設立にあたっては、大学、省庁、町工場、事業会社、投資家、専門家とのネットワークを活かして事業構想をブラッシュアップします。また、事業会社のトップへのプレゼンが可能なデモデーを開催します。会社化した後は、シード資金の投資や、助成金獲得の支援、町工場での試作支援などを通じ、大手事業会社との連携を目指した活動を本格化させます。
2、参加チームのメリット
(1) 顧客・共同研究・共同開発・経営幹部候補獲得の機会
創業初期の経営幹部、顧問、事業化推進を担う経営者や顧客、共同研究先の候補と成り得る事業会社や研究者、町工場とのマッチングによる、チーム体制の強化
(2) 実践的な知識、スキルの習得
・各チーム担当のサイエンスブリッジコミュニケータによるハンズオン支援
・ プロフェッショナル機関への紹介・推薦・座学講習受講の機会(各種補助金、資金調達ノウハウなどベンチャー立ち上げに必要な知識等について)
(3) 資金、人材、PR面等の事業化サポート
・ 最大約1億円の事業・研究開発費が得られるプログラムへの推薦機会
・ 入賞特典の事業化資金(最優秀賞金は30万円、事業投資は最大500万円)
・ 人材採用のサポート
・ PR/メディアへの露出支援
・ パートナー企業とのネットワーク
3、ダイヤモンドパートナー
日本たばこ産業株式会社、ヤンマー株式会社、大日本印刷株式会社、三井化学株式会社、日本ユニシス株式会社、オムロン株式会社、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社、株式会社?野家ホールディングス、新日鉄住金エンジニアリング株式会社、江崎グリコ株式会社、ロート製薬株式会社、THK株式会社(12社)
4、経営支援パートナー
リアルテックファンド、オムロンベンチャーズ株式会社、オリックス株式会社、株式会社グローカリンク、株式会社浜野製作所、新日本有限責任監査法人、三井不動産株式会社、SMBCコンサルティング株式会社、SMBC日興証券株式会社、東京東信用金庫、城南信用金庫、株式会社日本政策金融公庫(12社)
5、マリンテックグランプリスポットパートナー
(主催:日本財団、リバネス、JASTO)
ツネイシホールディングス株式会社、古野電気株式会社、三菱電機株式会社
以上
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