2018/4/16 リバネス伊地知が福岡県立小倉高等学校にて「小倉高校を核とした北九州の創生」について講演
2018年4月16日リバネス教育開発事業部の伊地知聡が、福岡県立小倉高等学校のSSH講演会にて全校生徒および先生方、一般見学者など約1000人を対象に講演を行いました。小倉高校では、昨年11月のリバネス取締役副社長CTO井上浄による講演などで課題研究への関心を高め、研究活動を地域活性化へと繋げる取り組みを多数行なっています。2018年度のSSH講演会は、以下の概要で行いました。
テーマ:小倉高校を核とした北九州の創生~次代の郷土をつくる人材育成・まちづくり~
4名の登壇者およびパネラー:
眞鍋 和博 (まなべ かずひろ)氏
北九州市立大学 地域創生学群 学群長/地域共生教育センター長
伊地知 聡 (いじち そう)
株式会社リバネス 教育開発事業部
新塘 佳奈 (しんども かな)氏
鹿児島県立農業大学校 (2018年3月 鹿児島県立鶴翔高等学校卒業)
井手 聰義(いで あきよし)氏 (司会進行)
福岡県立小倉高等学校 SSH推進部主任
最初に眞鍋先生より、SDGsを例とした世界の課題や、大学での取り組みを元にした地域の課題について紹介があり、これからの時代の「学ぶ意味」についてお話しがありました。続いてリバネスの伊地知より、全国の課題研究による地域活性化の事例や、自分のQuestion(疑問)を持つことの大切さ、そしてリバネスが研究費助成や定期的なオンライン面談で中高生らの研究をサポートする取り組み「サイエンスキャッスル研究費」を紹介しました。また、その研究費事例の一つであるマリンチャレンジプログラムを採択し、約10ヶ月の研究を経て「捨てられるウニと菌で農業を元気に」という演題で3月の全国大会で研究発表を行い、見事にJASTO賞 を受賞した 鹿児島県立鶴翔高等学校の新塘 佳奈さんにも登壇いただきました。鶴翔高等学校の研究活動は、2017年12月9日の「第六回エコワングランプリ」にて内閣総理大臣賞を受賞したプロジェクトで、同年代の彼女の研究活動が小倉高校の生徒らに大きな刺激になっていたように見えました。また、小倉高校の井出先生からは、新日鉄住金エンジニアリング株式会社が主催するエンジニアリング教育プロジェクト「Mission-E」に参加して、生徒が何を学んだかについて取り上げ、学外連携の意義についてお話しがありました。
パネルディスカッションタイムでの高校生からの質問では、「世界の課題について、なぜそのような残虐な現状が認識されていても解決がなされないのか」や、「身近な地域の課題について熱心に取り組むためにはどのようにきっかけを掴めばいいのか」などの質問相次ぎ、課題研究を通じた世界の課題解決、地域活性化について関心を示してくれた様子が伺えました。
リバネスでは、地域と連携した課題研究を科学教育情報誌「教育応援 vol.35」で特集するなどして調査研究を進めており、また多数の自治体とともに地域課題と中高生の研究を連携させる取り組みを行なっています。
沖縄県南城市 なんじょう産学官連携人材育成協議会(なんラボ)
熊本県水俣市 熊本県水俣市の企業版ふるさと納税活用事業推進支援業務
本取り組みに興味がある地域の自治体、企業、教育関係者の方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
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株式会社リバネス 教育開発事業部 伊地知 聡
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