リバネス、熊本大学認定ベンチャー「サイディン」に出資、共同研究開発へ

リバネス、熊本大学認定ベンチャー「サイディン」に出資、共同研究開発へ

 株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、シクロデキストリンを利用した機能性食品や医薬品の開発を行う株式会社サイディン(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:弘津辰徳)に出資し、新規機能を有するシクロデキストリンの開発と医薬品応用を目指して、共同研究契約を締結いたしました。

 

 株式会社サイディンは、平成30年度より新設された熊本大学認定ベンチャーの制度において、現在認定されているなかで唯一の学生発ベンチャーです。リバネスが推進するシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」において、第1回熊本テックプラングランプリで最優秀賞を、第3回バイオテックグランプリでJT賞を受賞しています。代表を務める弘津氏は、TECH PLANTERへの参加をきっかけに、2016年4月、熊本大学薬学部から初の学生ベンチャーとして創業しました。これまでに、ジャガイモやトウモロコシ由来のデンプンから生成される環状オリゴ糖「シクロデキストリン」の様々な人体への作用に着目し、機能性表示食品の開発や受託合成を行ってきました。

 

 このたび、リバネスは、サイディンと共同で新規機能性を有するシクロデキストリンの開発を行い、人体へのさらなる有用性の追求や医薬品への応用を通じて、人類の生活の質の向上に貢献すべく、出資の実施ならびに共同研究契約を締結しました。

将来的にオリジナルシクロデキストリンを製造し、医薬品開発することを目指します。

 

今後もリバネスは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、研究開発型ベンチャーとの共同研究を主体的に推進してまいります。