パネルディスカッション「グローバル展開を可能にする保存・流通技術」を開催 @超異分野学会 益田フォーラム2018(8月8日)
リバネスが主催する超異分野学会 益田フォーラム2018(2018年8月8日)内で、パネルディスカッション「グローバル展開を可能にする保存・流通技術」を開催いたします。
益田市はメロン、トマト、ぶどう、ゆず、わさび、いちごなど豊富な特産品を有しており、鮮度を保持して海外へ流通する技術や仕組みの構築が期待されます。中でも、イチゴは成長しすぎたものや型崩れしたものは国内流通が難しく、破棄されてしまう現状があります。
本ディスカッションでは、イチゴの長期保存が可能な可食部非接触維持包装技術を開発するアイ・イート株式会社、海外への農作物の輸出に関わる鮮度保持技術をもつ株式会社炭化、日本の産地と海外市場のバリューチェーン構築を行うアグリホールディングス株式会社と連携し、益田から海外への流通系の構築に関してディスカッションします。
本セッションに限らず、地域資産×研究者で生まれるプログラムをご用意しております。発表者ならびに聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。演題登録(7月23日締切)、聴講申込(7月31日締切)は、大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
※ 終了しました
パネルディスカッション「グローバル展開を可能にする保存・流通技術」
日時:2018年8月8日(水)14:00〜15:00
場所:島根県芸術文化センター グラントワ(〒698-0022 島根県益田市有明町5番15号)
最寄空港:萩・石見空港から車で約10分
<パネリスト>
アイ・イート株式会社 代表取締役 尾崎功一 氏
株式会社炭化 企画課 中溝康介 氏
アグリホールディングス株式会社 代表取締役社長 前田一成 氏
<オーガナイザー>
株式会社リバネス 地域開発事業部 川名祥史
【登壇者紹介】
尾崎功一 氏
アイ・イート株式会社 代表取締役
宇都宮大学工学研究科/ロボティクス・工農技術研究所 所長 教授
ユニークな発想の技術開発を重視。分散協働型イチゴ収穫ロボット、実証型パーソナル・モビリティ・ロボットの実用化を進めている。文科省の支援を受け、2018年に農工とロボティクスを融合した研究施設を新設し、北関東での産学官オープンイノベーションの拠点化を目指す。また、2014年に文科省及びリバネスの支援を受け、アイ・イートを起業。完熟大粒イチゴの長期保存容器を実用化。近年では農業ロボットのプロトタイプ開発に尽力。
前田一成 氏
アグリホールディングス株式会社 代表取締役社長
2006年からベンチャー企業への投資、事業構築等を始め、日本及び世界で成長する数十社の企業の立上げ、株主、役員を務めてきた。2013年に農業と食の事業を開始し、 アグリホールディングス株式会社を設立。日本の農業と食のグローバル・バリューチェーン開発投資事業を行なっている。#1(川下) SAMURICE(さむらいす)・BENTO LABOの「食文化開発事業」、#2(川中) JAPAN POINT及びWASHOKU Treasureの「日本産食材の輸出・流通事業」、#3(川上) FARM BANKの日本の農業にヒト・土地・機械・技術などの「生産資源を供給する事業」を展開する 。現在日本、アメリカ、シンガポールとパートナーシップで計7ヶ国に展開し、今後世界に更なる拡大を目指す。
中溝康介 氏
株式会社炭化 企画課
株式会社炭化の創業期に、炭化が入居していた佐賀市のインキュベーション施設の管理、ベンチャー支援部署の佐賀市の職員として携わる。そんな中、青果物輸出実証に参加し炭化の技術を使って鮮度を保ったまま輸出された青果物を食べた香港現地の方のおいしいを聞き炭化の事業に共感し2016年に炭化へ転職し、現在に至る。
【オーガナイザー紹介】
川名祥史
株式会社リバネス 地域開発事業部
2008年横浜国立大学大学院環境情報学府修了(博士 環境学)。2008年より横浜国立大学VBL講師、株式会社LDファクトリーの代表を経て、株式会社マイロプスの取締役に就任。2014年11月より株式会社リバネス地域開発事業部に所属、2017年には福幸城ファームの取締役に就任。植物工場事業や飲食事業、アグリテックベンチャー支援など、農林水産業に関わる新規事業の立ち上げに関わる。
お問合せ
株式会社リバネス (担当 中嶋、松原)
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]