リバネス、大阪大正区の町工場「木幡計器製作所」と資本提携 

リバネス、大阪大正区の町工場「木幡計器製作所」と資本提携 

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、大阪市大正区に拠点を構える町工場の株式会社木幡計器製作所(本社:大阪府大阪市大正区、代表取締役:木幡巌)と資本提携を行いました。

株式会社木幡計器製作所は、明治42年創業の計測制御機器と管理システムを提供する計測機器メーカーです。2013年より、計器のIoT化によるリアルタイムでの安全情報の可視提供のための研究開発や、同社が保有する圧力制御・計測技術の医療機器への応用と、事業領域拡大に取り組んでいます。計器IoT化では、2016年にIPA「先進的IoTプログラム支援事業」に採択され、リバネスが推進するシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」においても、第1回滋賀テックプラングランプリのファイナリストとしてオムロン賞を受賞しました。
また、医療機器開発においては呼吸器系疾患を中心に医工連携に取り組み、2016年に第二種医療機器製造販売業(登録番号27B2X00300)、高度管理医療機器等販売業・貸与業(登録番号16N00027)の許可登録を行っております。

2018年4月には、大阪市イノベーション拠点立地促進助成制度におけるベンチャー成長促進事業の認定を受け、同社工場内にテクノロジーベンチャー等の試作開発支援拠点「Garage Taisho」を新設し、同拠点と連携するリバネス大阪本社も同じく事業認定を受けました。さらに、7月には、テクノロジーベンチャー等の支援体制の強化を目指す経済産業省の「スタートアップファクトリー構築事業」に共同で採択を受けています。

リバネスは株式会社木幡計器製作所との資本提携により、既存の事業提携をより強固なものにすると同時に、同社が持つメーカーとしてのノウハウや同社の特徴である医療機器開発製造販売やIoT化に関する知見を世界のものづくりに関する課題解決に活かし、研究者・技術者や町工場の活躍の場の創出に寄与したいと考えております。なお、7月10日付けでリバネス取締役執行役員CROの吉田一寛が木幡計器製作所の取締役に就任いたしました。

このたびの資本提携により、リバネスグループ全体でさらなる科学技術の発展と地球貢献を実現してまいります。

◆株式会社リバネスについて
2002年6月14日設立。代表取締役CEO丸幸弘。スタッフ数63名。教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、創業開発事業、地域開発事業、国際開発事業、戦略開発事業の7つの事業を展開。アジア最大のテクノロジーベンチャー向けアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」の運営を通じて、国内外500社を超えるスタートアップの事業化支援を行っています。
https://lne.st/

◆株式会社木幡計器製作所について
1909年1月設立。代表取締役 木幡巌。大阪市大正区で創業109年の老舗圧力計専業メーカーとして、「錨印の圧力計」を造り続け、近年はベンチャーマインドで、IoT分野や医療機器分野の製品開発を進めています。2018年4月、Garage Taisho(ガレージ大正)をオープンし、IoT関連技術や医療機器製造開発を中心にものづくり支援を行っています。
https://kobata.co.jp/

ー本件に関するお問い合わせ先ー
株式会社リバネス 吉田一寛(よしだかずひろ)・松原
TEL:03-5227-4198  FAX:03-5227-4199
E-mail:[email protected]