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大阪市港区にてものづくり教育活動を通じた地域企業の人材育成を開始 (港区産業推進協議会「平成30年度次世代を担う人材育成支援事業」)

大阪市港区にてものづくり教育活動を通じた地域企業の人材育成を開始 (港区産業推進協議会「平成30年度次世代を担う人材育成支援事業」)

 株式会社リバネスは、2018年4月に、研究者や技術者、ベンチャー、町工場、企業など、業種や分野を超えて新しいことを生み出す知識製造の拠点として、大阪本社を大阪市港区に新設しました。

 このたび、リバネスでは、地元港区における人口減少や中小企業の衰退などの課題解決に向けて、港区の特色であるものづくり企業とともに子どもの教育活動を開始します。また、次世代にものづくりの魅力や意義を伝える活動を通じて、地元企業の人材育成にも寄与し、地場産業の振興と将来の担い手となる後進の輩出を目指します。

 なお、本取組みは、港区産業推進協議会(大阪市港区、会長:松井信一)より平成30年度次世代を担う人材育成支援事業(企業によるキャリア教育プログラム開発等)に係る業務の委託を受け、開始します。

 港区は経営課題として『「子どもの学び」と「子育て世代」を応援するまちづくり』を掲げ、区の強みを活かした教育事業の推進や特色ある学校づくりを支援し、充実した教育環境の構築に取り組んでいます。一方、近年では、後継者不足、熟練工の引退に伴い、区内におけるものづくり企業の事業者数は減少傾向にあります。企業の技術が途絶えるなどの課題を払拭するためにも、新たな人材の獲得と同時に技術の担い手となる後継の育成が必要とされています。

 リバネスは、2002年の設立以来、若手研究者による出前実験教室の開発・実施に取り組み、設立から16年間で、10万人以上の子どもたちに科学・技術を届けてきました。また、出前実験教室を通じた企業人材育成プログラムの開発にも注力しており、これまでに50社以上の企業に導入しています。若手社員や中堅社員、研究開発担当者等がチームを形成し、自社の技術や経営理念を取り入れたオリジナルの教育プログラムを企画・開発することで、自社への理解が促進され、円滑なコミュニケーションや対象に合わせてわかりやすく伝えるスキル等が高められるという効果が見られています。

 このたび、リバネスは、港区産業推進業議会からの委託を受け、大阪市港区の中小企業を対象にした企業人材の育成と、次世代向けの「ものづくり体験プログラム」を開発・実施いたします。次世代育成と企業人材育成の両輪を回すことで、港区の特色を活かした教育を自立的に継続し、次世代のものづくり人材を育成する仕組みを構築します。

<プログラムの概要>

 本プログラムでは、リバネスが行う研修の中で、港区内の事業者が区内の小学生向けに体験プログラムを開発・提供し、次世代の産業人材の育成を行うと同時に、参加各社において創業理念の発信や自社技術を伝えるスキルの向上に取り組みます。また、区内生徒らから集めたアイデアに対してプロダクトの試作開発を行い、小学生がものづくりの魅力とものづくり企業の技術力を実感する機会を創出します。

 8月21日には事業の説明会を兼ねたオリエンテーションを開催し、本プログラムに参加する事業者を募りました。応募締切までに9社の事業者がエントリーし、厳正なる書類選考の結果、下記の事業者の参加が決定いたしました。

  • 成光精密株式会社
  • 株式会社ファーストオーシャン
  • 株式会社SAKULA
  • 有限会社南歯車製作所
  • チエノマ株式会社
  • HANG(任意団体)

 今後はこれら6社の事業者が研修を通して教育プログラムを開発し、12月には港区内の小学校でプログラムを実施いたします。

 

ー本件に関するお問い合わせ先ー

株式会社リバネス大阪本社 仲栄真(なかえま)・福田

TEL:050-1743-9799 FAX:050-3737-5299

E-mail:[email protected]