12/4 博士課程教育リーディングプログラム「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2018」開催報告

12/4 博士課程教育リーディングプログラム「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2018」開催報告

 株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸幸弘)が企画・運営で携わった、「博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2018」(主催:東京工業大学,一橋大学)を2018年12月4日(火)に開催いたしました。「社会に新しい価値を実装する」をテーマに全国30大学62のリーディングプログラムの大学院に募集を呼びかけ、応募学生の提案内容をブラッシュアップするワークショップを実施し、そのプランを学生が発表しました。

 リバネスでは、新しい業を創り出すことを目的としたテックプランターのほか、学生と企業とのディスカッションによりキャリアを新しく作り出すことを目的としたキャリアディスカバリーフォーラムを開催するなど、研究者・学生と伴走することで新しい事業を生み出してきております。事業を回すことに長けた企業人と、「こういうことをしたい」という想いを持った学生とで提案内容をブラッシュアップするワークショップの企画は、リバネスが過去に3回実施してきた「ビジネス構想コンペティションー学生と企業人との協創ー」(東京工業大学 博士課程教育リーディングプログラム4教育院)の実績とともに研究開発してきたものです。

 本ワークショップで目指すことは、大学院生と企業人とが、まだ事業化計画の段階に至る前の段階であるアイデアを社会に実装するために議論できる場をつくることです。今回は、ビジネスに限らず、新しい価値を事業として社会に実装するための考え方について議論できるよう設計しました。また、ポスター発表者の方も企業人メンターとディスカッションする時間を設けることで、提案により多くの人が意見を言えるよう工夫しました。

 応募のあった申請の書類審査、および当日の発表審査をする審査員には、産官学を交えた11名を、当日のブラッシュアップには企業人メンター14名、リーディングプログラム修了生によるファシリテータ8名をお招きすることで、多様な立場からのご意見をいただき、学生の提案内容を実装に持っていくためにブラッシュアップして学生と企業人が協創しました。そして、参加者が「次の一歩」を踏み出していくことを後押ししました。

 賞などの結果報告はこちらに掲載されています。

 https://leading-forum-2018.jp/2018/12/06/14.html

【概要】

日時   :2018年12月4日(火)11:00-20:00

場所   :一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)

参加者数 :368名

主催   :東京工業大学,一橋大学

企画   :東京工業大学グローバルリーダー教育院(AGL),リーディング大学院教育課程連絡会議(ACEEES,ACLS,U-ATOMを含む)

企画・運営:株式会社リバネス

後援   :一般社団法人日本経済団体連合会

 

 

 リバネスでは、『超異分野学会』を来年3月8・9日に開催します。テーマは、「つながる、時間・空間・五感」です。科学技術を社会へ実装するための、研究者と企業との連携がこの場で生まれます。醍醐味を味わいにいらしてください。

https://hic.lne.st/conference/hic2019/

 そして、学生を含めた若手研究者のキャリア(生き方)を新しく創り出すための『キャリアディスカバリーフォーラム2019』を来年6月22日(土)に開催します。企業の方とざっくばらんに議論することで、お互いのビジョンを重ね、仲間となって新たなキャリアの創出を目指します。

https://cdf.lne.st/