メタジェンが開発する「腸内環境検査サービス」事業化に向けて共同実証試験を開始、最先端科学技術に基づく解析・評価を医療機関や健康経営に活用

株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役グループCEO 丸幸弘）は、株式会社メタジェン（本社：山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO：福田 真嗣）が開発する、最先端科学技術に基づく「腸内環境検査サービス」の事業化に向けて、共同実証試験を開始いたしました。なお、本サービスは、2019年中に、医療機関や企業の健康経営向けにローンチする予定です。
　
　近年の研究により、腸内環境は健康状態と密接に関わることが続々と明らかにされています。メタジェン社は、それぞれの腸内環境タイプに合わせた層別化医療・ヘルスケアを推進するため、企業や大学等との共同研究を通じて、多くの人々の腸内環境を最先端科学技術に基づいて解析・評価するベンチャーです。これまでに共同研究で得られた腸内環境データから独自の腸内環境データベースを構築し、個々人の腸内環境タイプに最適なフィードバックを実施するための科学的根拠を蓄積しています。

　このたび、リバネスでは、これらの科学的根拠を基にメタジェン社が開発する「腸内環境検査サービス」の事業化を見据えて、リバネスの全社員・役員を対象とした実証試験を開始しました。今回の実証試験では、メタジェン社独自の採便キット（特許出願済み）を使用して採取した便検体について、メタジェン社独自の腸内環境評価技術「メタボロゲノミクス®」により腸内環境情報を取得、健康状態や疾患時の腸内環境への類似度等を独自のアルゴリズムで評価し、その情報をリバネス社員・役員個人にフィードバックします。
　
　ベンチャーにとってプロトタイプモデルを用いた実証試験のパートナーを探すことは容易ではなく、さらに、使用実績がない製品は企業に採用されにくいという事業化の壁を突破すべく、このたびの共同研究契約締結の運びとなりました。
　今後、リバネスでは、メタジェン社の事業成長を通じて、科学技術の発展と地球貢献を実現するために、本サービスの事業化に向けた課題の抽出や改善を共同で行い、より多くの企業や医療機関に拡げてまいります。

　　
　なお、正式なサービス開始時期およびサービス提供形態につきましては、今後、メタジェン社のＨＰでのリリースをもってお知らせいたします。

メタジェン社の公式リリースはこちら：
https://metagen.co.jp/news/2019/02/00664.html

＊株式会社メタジェンについて
腸内環境をデザインするリーディングカンパニー。 慶應義塾大学および東京工業大学における腸内環境研究で培われた確かな技術、メタボロゲノミクス®により個々人の腸内環境を適切に評価し、その制御を行うことで病気ゼロ社会の実現を目指している。
http://metagen.co.jp