Nest-Bio Venture Labが初めて主催する実験教室に30名の情熱ある若い科学者たちが参加しました。
2019年7月6日、マレーシアのMJIIT, Nest-Bio Venture Labにて、Nest-Bio Venture Labとしては初主催となる実験教室が行われました。
“微生物の世界の不思議”をテーマにした教室に、30名のマレーシアの生徒たちが参加しました。
この実験教室は、リバネスマレーシアおよびNest-Bio Venture LabのメンバーであるDr. Nurul Syazwani講師、アシスタントとしてMs. Marshila, Mr. Hafiz, Mr. Zaim, Ms. Tasbiyahらの指導のもとで行われました。
教室には、SBPI Gombak, Kuala Lumpur’s British International School, Malaysia’s International Islamic Schoolの3校から、計3名の教員と、30名の生徒が参加しました。
生徒は、リバネスマレーシア代表取締役であるMr. Hakimによる開会の挨拶と、微生物の世界に関する講義を受けたあと、Nest-Bio Venture Labの機器を実際に使った実験に取り掛かりました。
この実験教室の特長は、参加生徒が自分の身の回りに潜む微生物を培養し、その世界を発見できることです。
コットンを使って、生徒たちは自分の靴や時計などの持ち物から、身の回りの微生物を採取しました。
採取した微生物を寒天培地を使って二日間かけて培養し、培養された後の微生物の様子や、その種の違いを互いのサンプルを見せ合いながら比較しました。
また、生徒たちは講師のDr. Nurul Syazwaniらによって培養された様々な微生物を観察した他、Nest-Bio Venture Lab内の設備を見学し、最新鋭の分析機器の機能を学びました。
このワークショップを通じて、生徒たちは微生物の同定に関する実践的な知識を得ただけでなく、新たな学びや経験を得ることの面白さを体感し、それを非常に楽しんでいる様子でした。
今後、Nest-Bio Venture Labが主催する実験教室の予定は以下の通りです。