リバネスシンガポール代表の前川がバンコクでのThe 25th AUN/SEED-Net Steering Committee Meeting & the 6th Working Group Meetingで講演を行いました。
2019年7月19日、リバネスシンガポール代表の前川がバンコクでのThe 25th AUN/SEED-Net Steering Committee Meeting & the 6th Working Group Meetingに招待され、講演を行いました。
この会議は2年に一度開催され、ASEANでのエンジニアリング教育および研究の強化をテーマに、加盟国の重要機関の重役の他、第一線で活躍するアカデミア・研究機関の研究者が参加します。今回の会議には約100名の参加者が集まりました。
1日に及ぶ会議は、大きく分けて5つのパートで構成されています。
- 開会式
- フェーズ4に関する事業実施報告
- 他組織とのコラボレーション
- ASEANを越えたネットワークの構築について
- 閉会式
まず、Mr. Jun Sakuma, Director General, Human Development Department, Japan International Cooperation Agencyの挨拶からこの会議が開始されました。
2つ目のパートでは、ASEANに属する様々な大学の代表が、エンジニアリング教育および研究の強化に対するそれぞれの取り組みの事例や成果、また現在抱えている課題について発表を行いました。
3つ目のパートにて、組織の枠を越えた様々な連携が生み出す効果と事例について、実際に組織同士の連携を生み出しているいくつかの代表機関が講演を行いました。この中で、リバネスシンガポール代表の前川が登壇し、リバネスが生み出している組織間の連携や、それを可能にする知識製造プラットフォームの形成の方法について、約20分間の講演を行いました。
4つ目のパートでは、Egypt-Japan University of Science and Technology (E-JUST)などのASEAN区域外で活動する機関が、ASEAN外でのネットワーク構築の事例について発表を行いました。
閉会の挨拶に、Prof. Dr. Ueda Tamon, Chief Advisor/Acting Executive Director AUN/SEED-Net Secretariat, JICA Project for AUN/SEED-Netが登壇し、会議の参加者に対し、ASEAN区域でのエンジニアリング教育および研究のより一層の強化と、継続した連携を呼びかけました。
リバネスは、今後ともAUN/SEED-Netとそのメンバーとの連携や、TECH PLANTERなどの自社プログラムのより一層の発展を図ることで、ASEANでのエンジニアリング教育および研究の強化と、それを通じた、科学技術の発展と地球貢献の実現に取り組みます。