エンジニアリング・エデュケーション・プログラム「情熱・先端Mission-E」第五期任命式を開催しました

エンジニアリング・エデュケーション・プログラム「情熱・先端Mission-E」第五期任命式を開催しました

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区)および株式会社リバネスは、高校生を対象にしたエンジニアリング・エデュケーション・プログラム「情熱・先端Mission-E」を実施します。
5年目となる今年は、関東地区では「未来の浮体式洋上風力発電所」の設計をテーマとしたエネルギーアイランドプロジェクトが、北九州地区では「排熱を使った、未来の工場」の設計をテーマとしたエコロジープラントプロジェクトが開催されます。

本プログラムにおいて、2019年7月24日および8月1日に、各プロジェクトの任命式を開催いたしました。

「情熱・先端Mission-E」とは

本プロジェクトは、理科や社会、数学などの様々な知識を活かして課題解決の「解」を導き出す、「エンジニアリング」を体感できる高校生向け研究応援プログラムです。インターネットを通じて簡単に情報が手に入る時代、情報を覚えることではなく、課題を発見して解決する方法を考える力が求められています。「エンジニアリング」を通じ、様々な制約条件の中で試行錯誤しながら課題を解決する最適な方法を導き出し、社会に役立つ「モノ」を設計する力を養います。なお、本年度の「情熱・先端Mission-E」は以下のプログラムです。

 

エネルギーアイランドプロジェクト
〜未来の浮体式洋上風力発電所を設計せよ〜
(関東地区)

内容 舞台となるのは2020年のオリンピック開催地の東京湾沿岸地域。そこにある20,000世帯分に相当する電力を洋上風力発電で賄うのがエネルギーアイランドプロジェクトです。 地域に適した洋上風力発電所を設計、モデルの製作、さらに建設適地の検討まで行います。関東地方の中高生チームが参加します。
期間 2019年8月〜2020年3月
参加校 岩瀬日本大学高等学校
かえつ有明中学校・高等学校
東京都立国分寺高等学校
日本工業大学駒場高等学校
文教大学付属中学校・高等学校

8月1日に実施した任命式の中で、任命証の授与に続いて浮力について学び基礎的な浮体を開発するワークショップ、風力発電所の見学を行いました。

 

エコロジープラントプロジェクト
〜排熱を使った、未来の工場を設計せよ〜
(北九州地区)

内容 舞台となるのは2025年の日本。COP21で温室効果ガスの2013年度比26%減を目標として宣言した2030年まであと5年。工場の機能を損なうことなく、廃熱を効率よく活用するエコプラントの設計、モデルの製作、さらにクライアントへ活用方法の提案まで行います。北九州地区の高校生チーム、日鉄エンジニアリング株式会社の技術者チーム、株式会社リバネスチームが参加する予定です。
期間 2019年7月〜2020年3月
参加校 敬愛中学校・高等学校
西南学院高等学校
福岡県立鞍手高等学校
福岡舞鶴高等学校

7月24日に実施した任命式の中で、任命証の授与に続いて熱源の可視化や熱伝達を学ぶワークショップ、製鉄所の見学を行いました。

 

本プログラムの今後の予定

両プロジェクトとも、今後は各参加校において生徒たちが開発を進めます。
エンジニアによる学校訪問などを通じて開発アドバイスを行いつつ、11月の中間イベントを経て、2020年3月に最終コンテストを実施いたします。

■本件に関するお問い合わせ

株式会社リバネス 教育開発事業部

Email:[email protected]