リバネスシンガポールと知財専門のYusarn Audrey社がスタートアップの知財戦略支援に関する包括連携を開始

2019年8月29日、リバネスグループのLeave a Nest Singapore Pte. Ltd. (代表者:徳江紀穂子)は、シンガポールの法律事務所であるYu Sarn Audrey & Partners (共同代表者:Yu Sarn Chiew)との間で、ASEAN地域のスタートアップに対する知的財産戦略支援に関する包括提携の覚書を締結しました。

リバネスシンガポールでは、2014年に開始したシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER ASEAN」を通じて、568チームにのぼるASEAN地域のディープテック分野のスタートアップを発掘・育成してまいりました。その過程で、スタートアップの多くは高度な専門性を要する知的財産（以下、知財）分野に対する知識・ノウハウが不足しており、知財戦略の策定に困難を抱えていることがわかりました。しかし、知財は、スタートアップの成長過程において、技術や事業の独自性を保つだけでなく、企業や投資家との交渉の際にも非常に大きな役割を果たします。

そこでこのたび、リバネスシンガポールは、タイ・フィリピンのTECH PLANTER出身スタートアップにおける特許出願や知財戦略策定を手がけた実績のあるシンガポールの法律事務所Yusarn Audreyと包括連携し、スタートアップに向けた知財教育の機会を提供するとともに、知財に関する戦略策定を支援する仕組みを構築してまいります。

今後とも、リバネスグループは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、サイエンスとテクノロジーの事業化により、人類を一歩前に進めるための取組みを推進してまいります。

締結の様子

Yusarn Audreyについて

Yusarn Audreyは、知的財産を専門とするシンガポールの法律事務所です。1999年にYu Sarn Chiew氏とAudrey Yap氏によって設立されました。シンガポールだけでなく、マレーシア、タイ、フィリピンにオフィスを構えるほか、アジアや欧州にもネットワークを有しています。「To educate and empower client to use IP strategically, so they can create new possibilities for their business」というミッションを元に、大企業だけでなく、スタートアップへの積極的な知財支援を実施しています。http://www.yusarn.com/