10月4日サンケイエンジニアリング株式会社にてGarage Ota開所式を実施

10月4日サンケイエンジニアリング株式会社にてGarage Ota開所式を実施

2019年10月4日、大田区の町工場であるサンケイエンジニアリング株式会社が、スーパーファクトリーグループによるベンチャー支援の場であるGarage Otaを本社内に開設し、その開所式を行いました。

開所式には新設されたGarageOtaの中に大田区関係者、町工場、連携を希望する大手企業などから約30名が参加しました。株式会社リバネス代表取締役グループCEOの丸幸弘からは、「スーパーファクトリーグループは単なる町工場ではない。情熱に共感し、共に世界の課題を解決しようとしている集団である。その中でも、リスクをとってベンチャー育成もしていこうとGarageを作っていく覚悟が素晴らしい。GarageOtaは総合格闘技のようにトータルなものづくりの場として期待している」と激励しました。続いて、ものづくり研究センターのセンター長である藤田大悟は、「2年前の土場さんとの衝撃の出会いから、すぐ仕事をご一緒するようになり、そのスピードとクオリティには感動している。一緒に製造に関する課題を研究して、より良いものづくりの場を作っていきたい」と語りました。

サンケイエンジニアリング株式会社の土場義浩さんは、「全ての技術の根底にある熱を扱う技術を中心に、トータルエンジニアリングで、研究・開発を超加速できるような、ものづくりの緊急オペ室の場にしていきたい。」と意気込みを発信しました。また、GarageOtaと連携を決めているパートナーベンチャーの株式会社OUTSENSEの代表取締役の高橋鷹山さんは「折り紙技術を用いて、東南アジアの様々な課題を解決する空間ユニットのベースをこの場で作っていきたい。」と思いを伝えました。

最後に、GarageOtaの看板を参加者の方にで「溶接体験」をして完成させるサプライズイベントもあり、多くの方がこの場への期待感を持ち、開所式を終了しました。

今後、様々なベンチャーや大手企業が抱えている、世の中の課題について、ものづくりを通じて解決できるような場になるべく、GarageOtaを育ててまいります。

 

◆サンケイエンジニアリング株式会社について
2002年10月創業。代表取締役 土場義浩。お客様とものづくりを通じてワクワクしたいことを信念にお客様の望むイメージや性能達成に最適な解決方法や可能性をお客様と共に考え、試し、作る「黒子」となります。加熱・冷却に関することを中心に、他にすべて断られてしまった案件を共に考え解決していく総合エンジニアリング会社です。
ウェブサイト:http://www.sankei-eng.com/
Garage Ota:https://garage-ota.jp/

 

参考:大田区町工場のサンケイエンジニアリング社と資本業務提携、ものづくりインキュベーション拠点「Garage Ota」を開設 【10/4開所セレモニー】

【報道】J:COM 大田 『 2019.10.8.デイリーニュース(大田)』