10/30(水)熊本高等学校の創立記念講演にて代表取締役副社長 CTOの井上浄が講演を行いました
2019年10月30日(水)に、リバネス代表取締役副社長CTOの井上浄が熊本県立熊本高等学校の創立119年となる創立記念日の特別講演会にて、「未来を創る研究者の挑戦」~好奇心に従え!~と題して基調講演を行いました。全校生徒約1200名および教員が参加しました。
井上からは、「みなさんと将来一緒に研究をしたい、その想いで今日は熊本高校に来ました」との挨拶から始まり、研究の魅力として、世界で初めての現象が目の前で起こる瞬間に立ち会える、そのときは震えるほどワクワクする、それが昔から今でも変わらないことであり、好奇心がドライビングフォースであることを伝えました。
自身の高校時代についても振り返りました。当時感じていた「恥ずかしい」「失敗するかも」ということに怯えていたことを、今ではもったいないと感じている。今ではやりたいことをすべてやろうと思い、大学で研究を続けながら、ベンチャー企業を起こし、自分のやりたい研究をするための研究所を創るといった様々なことにチャレンジしていることを伝え、「好奇心に従って飛び込んでほしい。そして想いを共にする仲間も必要」とメッセージを届けました。
そして熊本には熱い想いをもった研究者の研究成果を社会に実装することを応援する仕組み「熊本テックプランター」という仕組みが熊本にはあり、実際に後押しを受けて活躍し始めているベンチャー企業を紹介しました。
最後に、人生はシンプルにやるかやらないかであり、やれる方法を考えること、未来は創れるということ、そのためにも小さくても一歩踏み出すことに挑んでほしい、迷ったらワクワクするほうへ進んでほしいと締めくくりました。
生徒からは、自身が食物アレルギーがあり免疫研究に関心があり、文系に進むつもりであるが、将来研究やベンチャー企業にかかわっていくことができるか、という質問がありました。
井上は、研究には理系・文系の隔たりはなく、仲間として進んでいくことが重要、仲間を見つけるためにも、超異分野学会などに参加してみてほしい、と応えました。
◆講演のご依頼について
リバネスでは、学校・大学生・大学院生向けに研究キャリア紹介・アントレプレナー育成等を目的とした講演を行っております。講義・セミナー等をご依頼の方は、以下よりご連絡ください。
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