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リバネスシンガポール、PTT会長率いるタイの財閥主導インキュベーターInnoSpace社とディープテック振興の包括連携協定を締結

リバネスシンガポール、PTT会長率いるタイの財閥主導インキュベーターInnoSpace社とディープテック振興の包括連携協定を締結

2019年11月2日、リバネスグループのLeave a Nest Singapore Pte. Ltd. (代表者:徳江紀穂子)は、タイの財閥が主導して新設したインキュベーターのInnoSpace (Thailand) Company Limited(代表者:Mr. Tevin Vongvanich)との間で、ディープテック分野のスタートアップ振興に関する包括連携協定を締結しました。締結式には、Leave a Nest Singapore Pte. Ltd. Directorの秋永が参加し、大手国営企業かつ財閥のPTT Public Co., Ltd. (タイ石油公社)Tevin Vongvanich会長(前社長)との連携協定を交わしました。

タイにおいてASEAN首脳会議が開かれた今週、11月2日には在タイ日本大使館大使公邸にて「日タイ オープンイノベーション連携協定式」が開催され、Somkidタイ副首相と牧原経産副大臣ご臨席のもと、オープンイノベーション推進に向けた6件の日タイ連携協定が締結されました。協定式冒頭のSomkidタイ副首相による講演では、日本との連携に強い期待が示され、これまでインフラ整備・製造業に重きを置いてきたタイ国の産業もThailand 4.0の政策のもと新たな時代を迎え、起業家育成、スタートアップ支援、そして企業同士や研究機関との交流を重ねていくべきとの姿勢が示されました。

リバネスシンガポールはこれまで2014年より東南アジアにてディープテック分野のスタートアップ発掘育成活動を継続して参りましたが、タイにおいてはシードアクセラレーションプログラムTECH PLANTER in Thailand を2016年より開始し、これまでに76のチームの発掘育成をしてきました。そのエコシステムには、現地の10以上の大学や、イノベーション庁・科学技術省等の政府機関が深く関与しています。

InnpSpace (Thailand)社は、2019年初に設立され、民間大手企業主導によるスタートアップ育成を目指す組織です。大手国営企業かつ財閥のPTT Public Co., Ltd. (タイ石油公社)Tevin Vongvanich会長(前社長)のリーダーシップのもと、食品や銀行などタイの産業を支える大手国営企業や財閥が連合を組んでいます。25億円程の予算を投じ、初年度は50程のスタートアップの支援を予定しています。

このたびの連携により、リバネスシンガポールは初めてタイの産業界との取り組みを開始することになります。発掘支援そしてその後の事業化に時間や投資を要するディープテック分野の振興を加速することができます。また、タイ国から日本やシンガポールへのスタートアップ誘致、タイ進出を目指す日本企業の支援など、東南アジアと日本のエコシステム同士を橋渡しすることも可能です。

今後ともリバネスグループは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、その実現に向けたパートナーとの連携を世界各地に広げて参ります。

メディア掲載:「日タイのスタートアップ6社、財閥や大企業と協業のPoCに向けたMoUを締結——日タイ政府推進の越境オープンイノベーション事業を通じ」(THE BRIDGE)
https://thebridge.jp/2019/11/japan-thailand-open-innovation-mou-signing-ceremony