リバネスマレーシア、現地社員Idarahayu Ayobが取締役に就任
リバネスの海外子会社であるLeave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.(代表:Abdul Hakim Bin Sahidi、本社:マレーシア、以下「リバネスマレーシア」)は、このたび2019年12月1日付で、現地社員であるIdarahayu Ayobが取締役に就任したことをお知らせいたします。なお、2019年11月30日付で、同社の取締役から秋永名美が退任いたしました。現地の人材を取締役に登用することにより、より一層マレーシアでの活動基盤を強化し、国の発展に貢献することを目指します。
新・取締役 Idarahayu Ayob
UUM(国立ウタラマレーシア大学)情報技術学部(専門:人工知能)を卒業後、政府機関Malaysia Digital Economy Corporation(MDeC)にて12年間勤め、VRをとりまく様々な先端技術の政策提言、戦略立案、国際機関との技術協力を担った。KDU University Collegeにてクリエイティブ人材開発に携わったのち、UTM(マレーシア工科大学)MJIIT(マレーシア・日本国際工科院)技術イノベーション経営学科に進学。建設現場におけるドローン活用をテーマにした研究で修士課程を修了後、2017年リバネスマレーシア入社。多様性と普遍的な価値に基づいた強力な企業文化を構築することをミッションに、人材育成、創業応援活動を立上げ、特に政府機関との連携を強めている。
2019年5月1日以降の取締役体制は以下の通りとなります。
- Abdul Hakim Bin Sahidi 代表取締役
- Idarahayu Ayob 取締役
- 徳江 紀穂子 取締役
- 丸 幸弘 取締役
リバネスマレーシアは、2013年10月14日、創業者・徳江紀穂子(現リバネスシンガポール代表)により設立され、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、マレーシアをはじめとするイスラム圏にリバネスの知識プラットフォームを拡大しています。2016年9月にはAbdul Hakim Bin Sahidi、Fatin Ilyani Abdul Gahaniの2名を初の社員として迎え入れ、教育・研究活動を本格開始。2017年5月より秋永名美が代表取締役に就任し、2017年7月Idarahayu Ayobが初の修士課程修了者として入社しました。第6期となる今期は、2019年5月にHakimを新・代表取締役として選任し、現地社員5名・取締役4名体制へと拡大、これまでに現地の学校20校、15大学、10企業、11政府機関が知識プラットフォームに参加しています。
このたび取締役に就任したIdarahayuは入社以降、それまでの政府機関や大学でのキャリアを存分に活かし、若手研究者のキャリア開発を支援するイベント「Career Discovery Forum」をマレーシアで初開催、国内トップ研究者やアントレプレナーを招致した企画の実施や、科学技術振興を推進する現地政府機関との連携、そして日本からの来訪企業に対するビジネス研修ツアーの開発を行って参りました。また、このたびの取締役就任と時を同じくして、11月には現地大学Universiti Teknologi Petronas (UTP) のテクノプレナー育成コースでの非常勤講師にも採用され、リバネスマレーシアの価値をさらに広げています。
Idarahayuの取締役就任により、より一層マレーシア現地の文化や課題に根ざした新たな産業の創出を目指します。リバネスグループは、今後も、世界を変えうる新たな人材の巣立ちを応援し、国内外の地域で事業を発展させて参ります。
<本件に関する問合せ先>
株式会社リバネス 創業開発事業部 担当:秋永
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]