宮城県南三陸町5つすべての小学校で、川崎重工業実験工作教室「マイクレーンを作ろう!」を実施しました
株式会社リバネスは2019年11月11日(月)・12日(火)に、宮城県南三陸町内の全小学校(志津川小学校・戸倉小学校・名足小学校・伊里前小学校・入谷小学校)を対象として、全140名に実験工作教室「マイクレーンを作ろう!」を実施しました。本プログラムは、川崎重工業株式会社の社会貢献活動の一環として行われ、未来のテクノロジーを担う次世代の育成及び東北地区の復興支援を目的としています。
実験工作教室「マイクレーンを作ろう!」のプログラムは、川崎重工業株式会社の精密機械・ロボットカンパニーの技術者と共同開発されたものです。題材には、重たいものや色々な動きをすることのできるクレーンを取り上げています。プログラム内の実験も通じて、パスカルの原理を使って、重たいものを持ち上げるほどの大きな力をつくることができることや、上下運動や回転運動など仕組みを工夫することで色々な動きを生み出せることを体感できる内容になります。
教室当日は、精密機械・ロボットカンパニーの技術者5名に加え、本社・支社スタッフの方も含め、全16名で実施しました。講師や各班のスタッフの自己紹介を行いプログラムはスタートしました。講義の中でクレーンの仕組みについて触れ、「パスカルの原理」を体感できる実験を行いました。その後、スタッフと一緒にクレーンを組み立て、出来上がったクレーンを用いて重りを持ち上げる実験を行いました。その中で、注射器の大きさを変えることで、持ち上げる力の大きさが変わることを学びました。最後に、講師がこれまでの経験を通じて感じている「ものづくりの魅力や想い」をメッセージとして児童へ伝えました。
講師・スタッフからの自己紹介 | 実験①「パスカルの原理」を体感しよう |
マイクレーンの組み立ての様子 | 実験②「クレーンで力くらべ」 |
講師からのメッセージ | 集合写真 |
実験工作教室を終えた後、参加児童からは「小さな力でも面積が小さければおす力はかつ」や「クレーンのしくみ(油圧、パスカル)」を新しく学ぶことができたという回答が多く、パスカルの原理やクレーンの仕組みを学ぶことのできる教材を開発できました。さらに、授業を受けた感想には「知らないことを知るのは楽しいこと」「日常生活でも、興味をもつこと」「自分の意見を大切にすること」「人と違ったことにチャレンジしてみる、ということ」といった回答も多く見受けられました。教室全体を通じて、児童に油圧機器の原理の理解を促すことに加え、ものづくりの魅力を伝えることができました。
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株式会社リバネス 中島
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