豪華10名が沖縄の未来を語り合う!1/24ディープテック アイランドフォーラム

豪華10名が沖縄の未来を語り合う!1/24ディープテック アイランドフォーラム
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2020年1月24日(金)、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘)は、ディープテック・アイランドフォーラムと題し、島嶼県である沖縄の特徴や可能性について議論するフォーラムを沖縄県那覇市にて開催いたします。沖縄県は、亜熱帯地域特有の多様な生物資源、島嶼県ならではの優位性や課題、伝統的食文化の健康長寿への影響など、様々な視点で捉えることができます。これら特徴を活用できるデータとして蓄積し、新たな産業創出につなげることが求められています。本フォーラムでは、沖縄県内に蓄積されるバイオ関連データやその活用のヒント、産業創出に不可欠な人材育成など、沖縄らしいイノベーションの実現に向けた情報発信と議論を行います。なお、本フォーラムは、令和元年度「健康・医療産業における情報技術活用促進事業」(委託元:沖縄県商工労働部)の一環として実施いたします。

〔フォーラム概要〕
日時:2020年1月24日(金) 15:00-17:30(開場:14:30、交流会:18:00-19:30)
場所:沖縄県青年会館(沖縄県那覇市久米2丁目15-23)
主催:沖縄県、健康・医療産業における情報技術活用促進事業受託コンソーシアム(沖縄工業高等専門学校、株式会社リバネス)
後援:琉球大学、沖縄科学技術大学院大学、公益財団法人沖縄科学技術振興センター、バイオ・サイト・キャピタル株式会社、一般社団法人トロピカルテクノプラス、一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター、日本バイオインフォマティクス学会

プログラム内容:
15:00-15:05 開催挨拶 沖縄県商工労働部ものづくり振興課
15:05-15:10 主催者挨拶 株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘
15:10-15:30 キーノートスピーチ 株式会社ユーグレナ 執行役員研究開発担当 鈴木 健吾 氏
15:30-16:20 パネルディスカッション①「ライフデータから紐解く沖縄の次世代ビジネスとは」
16:20-16:30 休憩・名刺交換
16:30-16:55 アイランドピッチ
16:55-17:05 キーノートスピーチ 沖縄科学技術大学院大学 EIR 仲津 正朗 氏
17:05-17:30 パネルディスカッション②「沖縄から世界を変える人材育成のあるべき姿とは?」
17:30-18:00 閉会・名刺交換
18:00-19:30 懇親会

 

キーノートスピーチ/パネルディスカッション
第1部:「ライフデータ」から紐解く沖縄の次世代ビジネスとは?

第1部の「ライフデータから紐解く沖縄の次世代ビジネスとは?」では、キーノートスピーチとして株式会社ユーグレナ執行役員研究開発担当 鈴木 健吾 氏が登壇します。かつて沖縄は健康長寿を代表する長寿県として国内外に知られていました。欧米の食文化が浸透し、暮らし方自体が変化した現代においては、肥満や生活習慣病も珍しくない状況です。一方、遺伝情報や腸内環境情報、様々なライフデータを生活習慣の改善に活用できる時代にもなってきました。そこで、かつて沖縄の健康長寿の秘訣をデータから見直し、世界に展開することはできないか、という問を皮切りに、沖縄の秘められた特徴をデータという切り口で解明し、産業創出の可能性についてお話いただきます。

 

株式会社ユーグレナ 執行役員研究開発担当 鈴木 健吾 
東京大学卒、2005年8月株式会社ユーグレナ創業、取締役研究開発部長就任。同年12月に、世界初となるミドリムシ(学名:ユーグレナ)の食用屋外大量培養に石垣島にて成功。2016年東京大学大学院 農学博士学位取得。ミドリムシの利活用の他、人と地球を健康にする研究を推進。2019年北里大学大学院 医学博士学位取得。

さらに、パネルディスカッションでは、オーピーバイオファクトリー株式会社 代表取締役 金本 昭彦 氏、株式会社ブルーブックス兼、琉球大学医学部 教授 米本 孝二 氏も迎え、医療、バイオ、ヘルスケア、生物資源など、様々な分野で蓄積されているデータを活かすことで、沖縄だからこそ実現できる新しいビジネスの創出についてディスカッションします。

<パネリスト>

株式会社ブルーブックス/琉球大学医学部 教授 米本 孝二 氏
九州大学久山町研究室研究員、久留米大学バイオ統計センター講師、琉球大学医学部教授を歴任。医学研究に生物統計家として多数参画し、102本の発表論文がある。令和元年8月より株式会社ブルーブックスにて研究用データベースの構築についてプロジェクトリーダーとして指揮を執っている。

オーピーバイオファクトリー株式会社 代表取締役 金本 昭彦
「学生時代は環境生物学を専攻し、クラゲやサンゴなど海洋生物の生態について研究を行ってきた。その後、海洋調査会社2社を経て、2006年にオーピーバイオファクトリーを設立。OPでは、調査会社での経験・技術を基に、沖縄の多様な海洋生物資源を収集、ライブラリー化を行い、創薬、食品、化粧品、化学、環境、エネルギー関連分野のシーズ探索受託事業を行っている。

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ベンチャーピッチ
第2部:アイランドピッチ 〜事例紹介:沖縄の情報・医療産業企業より〜

第2部の「アイランドピッチ 〜事例紹介:沖縄の情報:医療産業企業より〜」では、沖縄で新たなビジネスにチャレンジしているベンチャー企業の方々が登壇します。なぜ創業したのか、強い情熱をもって解決を目指す課題は何なのか。蓄積が進むバイオデータは、このような課題解決、事業展開において強力な武器になるはずです。未来につながる事業やデータ活用のヒントを得るべく、先輩起業家の事例紹介として以下の6名に登壇いただきます。

レキオ・パワー・テクノロジー株式会社  代表取締役  河村 哲 
京都大学大学院で化学を専攻した後、大手化学メーカーでエンジニアとして勤務。管理職になると同時にドリームインキュベータに転職し、大企業/技術系ベンチャーの事業戦略策定、事業運営支援等に従事。39歳で沖縄に移住し当社設立。枯れた技術をベースに創造した新しい価値を武器に、「医療空白域を地球上からなくす」という地球規模の課題解決に向け日々奮闘している。

株式会社 Eco-Pork 共同創業者  荒深 慎介 
慶應義塾大学大学院基礎理工学専攻生物化学修士課程修了。Eco-Pork共同創業者。大学院修了後、外資系コンサルティングファームにて、アナリティクスを活用した業務改善/経営戦略支援に従事。その後、タンパク質危機を豚肉で救うという思いから、Eco-Porkを共同創業し、持続可能な養豚をテクノロジーで支援する「Porker」を考案。

ジーエルイー合同会社   代表  呉屋 由希乃  
沖縄県沖縄市出身。ニューヨークで個人バイヤーとしてウェブ販売を行っていたノウハウを生かすため、地元沖縄に戻りアパレルショップを開業。ある時海で、使用していた日焼け止めを「サンゴが死んじゃうよ」と注意されたことを契機に、観光と環境の問題に取り組むべく経営していた店舗を売却。クラウドファンディングで集めた資金で2017年サンゴに優しい日焼け止めの販売を開始。サンゴの美しい慶良間諸島やその他沖縄離島を中心に啓蒙販売をしている。

琉球大学工学部 准教授   姜 東植 
大阪府立大学大学院博士後期課程修了(工学博士)。2005年より琉球大学工学部工学科知能情報コース 准教授に着任。専門分野は音声および画像情報処理、地理情報システム、生物学的データ分析。2019年より海ゴミを削減するビジネスの社会実装を目指す「プロジェクト・イッカク」にてチームCCSDとして衛星・ドローンによるごみ漂着状況診断システムの構築プロジェクトを実施中。

ちゅらデータ株式会社   代表取締役  真嘉比 愛  
沖縄工業高等専門学校を卒業後、長岡技術科学大学大学院にて自然言語処理を専攻。卒業後、広告事業のデータ分析などを経験し、2016年にDATUM STUDIOに入社。2017年に子会社としてちゅらデータを創業。DATUM STUDIO 副社長 / 沖縄ITイノベーション戦略センター 理事。

株式会社グランセル 代表取締役  野村 紘史 
2002年東京大学形成外科入局。形成外科、美容外科の研鑽を積むかたわら、再生医療研究に従事する。2013年に臨床および基礎研究のためボストン留学。帰国後、琉球大学形成外科非常勤講師就任。2017年に大学発ベンチャーの株式会社グランセルを起業し、琉球大学再生医療センターにおいて、国内唯一の原料から純国産製造した幹細胞コスメを販売する。2019年日本バイオインフォマティクス学会認定技術者取得。

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キーノートスピーチ/パネルディスカッション
第3部:沖縄から世界を変える人材育成のあるべき姿とは?

第3部の「沖縄から世界を変える人材育成のあるべき姿とは?」では、キーノートスピーチとして沖縄科学技術大学院大学 アントレプレナー・イン・レジデンス 仲津 正朗 氏が登壇します。株式会社Orbを立ち上げ、日本のブロックチェーン産業をゼロから創ってきた経験をもとに、ディープテック=”その土地に深く根付いた課題を解決するテクノロジー”を使って、課題解決から産業を創出する必要性や、またそれを推進するために必要な人材育成、エコシステムのあり方について、現在の取り組みを含めてお話頂きます

沖縄科学技術大学院大学 アントレプレナー・イン・レジデンス 仲津 正朗  
株式会社Orbファウンダー兼元CEO。2014年より日本のブロックチェーン産業をゼロから立ち上げ、業界自主規制団体JBAの創業者兼理事を務める他、仮想通貨法(現改正資金決済法)の施行支援、金融庁主催「フィンテックベンチャーに関する有識者会議」の委員も務める。2018年にOrbを売却後、Google Global Accelator Programのリードメンター、OISTにEIRとして参画し、次世代のスタートアップエコシステムを沖縄で開発中。

さらに、パネルディスカッションでは、株式会社グランセル 代表取締役 野村 紘史 氏を迎え、新しい産業を創出し続ける上で必要な「変化を受け入れるマインド」や「アントレプレナーシップ」とはなにか、またそのような人材育成や、エコシステムの構築はどのようにして行うべきかディスカッションを行います。

<パネリスト>

株式会社グランセル 代表取締役 野村 紘史 氏
2002年東京大学形成外科入局。形成外科、美容外科の研鑽を積むかたわら、再生医療研究に従事する。2013年に臨床および基礎研究のためボストン留学。帰国後、琉球大学形成外科非常勤講師就任。2017年に大学発ベンチャーの株式会社グランセルを起業し、琉球大学再生医療センターにおいて、国内唯一の原料から純国産製造した幹細胞コスメを販売する。2019年日本バイオインフォマティクス学会認定技術者取得。

<ファシリテーター>

株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘 氏
東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトに取り組む。ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」等著書多数。

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〔お問合せ先〕
株式会社リバネス 人材開発事業部
担当:上野、岡崎
Email:[email protected]