【実施報告】茨城県立高校2拠点を繋ぐオンライン実験教室を実施しました!
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:高橋 修一郎、以下「リバネス」)は、6月23日(火)に、茨城県立勝田高等学校と茨城県立日立北高等学校合同のオンライン実験教室を実施いたしました。
実施背景
新型コロナウイルス影響が続く現在、子どもたちの「学び」を決して止めないためにも、学校現場ではオンラインを活用した教育が求められています。こうした状況の中、リバネスはこれまで培ってきた出張型の実験教室のノウハウを最大限に活かし、オンラインによる実験教室の開発サービスを開始し、今回は初めて高校生を対象に自ら学び自ら考える力を養う研究体験をオンラインで提供いたしました。
当日の様子
本実験教室は、株式会社フォーカスシステムズのパートナーシップにより開催しました。また、本取り組みのビジョンに共感し先進的な教育の実現を目指す2校、茨城県立勝田高等学校と茨城県立日立北高等学校のご協力のもと実施しました。
実験教室の冒頭では、株式会社フォーカスシステムズ代表取締役社長の森啓一氏から参加する生徒に向けて、新型コロナウイルスで社会が大きな影響を受けているなか、オンラインツールを活用した新たな学び体験を開発していくことが重要であること、茨城県からその第一歩を創り出していきましょう、というメッセージをいただきました。
プログラムでは、酵母の発酵をテーマに「疑問→仮説→実験→考察」の研究プロセスを体験しました。勝田高校からは12名、日立北高校からは8名の生徒が参加し、班ごとにオンラインでの講義及び仮説の構築、実験を行いました。
さらに、勝田高等学校と日立北高等学校の生徒同士がオンラインで、互いの結果のを共有して、考察やディスカッションを行いました。
今後は、課題研究の取り組みと連携することで、本テーマを持続するためのサポートも行い、生徒たちの継続的な学びを実現したいと考えております。
<概要>
日時:6月23日(火)17:00-19:00
形式:ZOOMを使ったオンライン実験教室
実施校:茨城県立勝田高等学校(12名)、茨城県立日立北高等学校(8名)
タイトル:化学の視点で最高のふわふわパンを作り出せ!〜見えない世界をのぞいてみよう!〜
内容:
講義:酵母の発酵について
実験:酵母のエネルギー源は何なのか実験してみよう
実験:いくつかの糖の中でどの糖をエネルギーにしやすいのか実験してみよう
講義:酵素のはたらきについて
ディスカッション:酵母の中ではどんな酵素がはたらいている?
パートナー企業:株式会社フォーカスシステムズ
リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、今回のようにオンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス
担当:地域開発事業部
TEL:03-5227-4198 / E-mail:[email protected]
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階