2020年度地域企業・スタートアップ価値創造チャレンジ事業に採択されました
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘、以下「リバネス」)は、関東経済産業局より公募のあった「地域企業・スタートアップ価値創造チャレンジ事業(※1)」の採択を受けたことをご報告いたします。本事業を通じて、地域中堅企業とスタートアップの連携を促進してまいります。
リバネスでは2014年より、起業前の個人・ベンチャー企業等のスタートアップを対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成するエコシステムであるテックプランターを推進しています。2020年現在、累計で1191チームを発掘し、事業創出に向けた大手企業や経営支援機関、町工場等との連携支援を行っております。さらに、2016年より、地方自治体や地元の銀行・大学・企業等と連携して、地域における新産業創出を目指したエコシステム構築を行う「地域テックプランター」を開始し、2019年度は11地域に展開しています。
これらの取り組みの中で、地域中核企業がスタートアップのものづくりを支援する事例や、スタートアップの技術を活用して地域中核企業が新規事業を生み出す事例も生まれ始めてきました。特に後者の事例は数十億円〜数百億円規模の売上を持つ地域中堅企業が、数百億円〜数千億円規模の会社へと成長するための大きな武器になると期待されます。
そこで本事業では、サポイン企業(※2)及び高度な技術力を有し外部連携による事業創造に意欲的な地域中堅企業を対象に、テクノロジースタートアップ等との連携を通じて新たな価値創造へ向けた小規模PoCを行います。特に、社会課題解決への意欲や経営者の熱意を重視しながら支援する地域中堅企業を選定し、企業が掲げるビジョンや技術的な連携可能性を踏まえて、テクノロジースタートアップとのマッチングを図り、小規模PoCの実施と事業化の可能性を検証します。さらに事業性が期待できるPoCについては、事業拡大に向けた大手企業のパートナーを探索し、継続的に地域の発展に寄与する体制を構築します。
(※1) 正式名称は関東経済産業局委託事業令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)事業化支援事業(事業化に関する調査事業))
(※2) 戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)の採択を受けた企業
地域中堅企業とスタートアップとの連携を生み出す契機となった地域テックプランターの最終選考会は、2020年11月に、静岡(11/7)、茨城(11/14)、大阪(11/21)の3地域で開催します。
リバネスでは、これらの活動を通じ、科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、地域エコシステムの醸成を図ってまいります。本事業の取り組みや、地域テックプランター最終選考会の見学などに興味のある方は、以下までお問い合わせください。
本事業に関する問合せ
- 株式会社リバネス 地域開発事業部 担当:伊地知
- TEL 03 – 5227- 4198 / Mail:[email protected]