【実施報告】オンラインセミナー「嗜好品5.0 〜その定義から未来へ〜」の第一回を開催しました
株式会社リバネスと日本たばこ産業株式会社は、全4回にわたるオンラインセミナー「嗜好品5.0 〜その定義から未来へ〜」を開催しております。
第一回は「嗜好品と歴史」と題して8/18(火)に実施し、国立民族学博物館の太田心平氏をゲスト登壇者にお招きしました。4大嗜好品の歴史を発端に、人類学の視点を中心に非常に議論が盛り上がりました。議論の中から、嗜好品は連続する日常のシーンを区切るもの、余白をつくるものとしての側面が見えてきました。
視聴者からも、リアルタイムでコメントや質問をいただき、視聴者からの知識も織り合わせながら嗜好品について議論を展開しました。
視聴者からいただいたコメント(一部抜粋)
「嗜好品の枠、というのは面白いですね。生活の中の可処分時間の中で、人は何%かは嗜好品の枠を持っていたくなるのかも。」
「嗜好品は暗黙の目的性を持っていて、自覚してないだけ、ってことないですか?」
など
捉える視点によって様々なモノが嗜好品となりうること、また、自分とは異なる視点を取り入れることで嗜好品の概念に深みが増す可能性が伺えた回となりました。
次回も、皆さんの視点も取り入れ未来の嗜好品とは何かを共に考えていきたいと思います。
第二回は「嗜好品の化学と生物学」と題して9/9(水)に実施いたします。玉川大学 脳科学研究所の坂上雅道氏をお招きし、脳科学の視点から、嗜好品が我々人間に与える作用を考えていきます。
詳細は以下のリリースをご覧ください。
【聴講者募集】JTオンラインセミナー 第2回「嗜好品の化学と生物学」9/9開催!
■セミナー趣旨と全体スケジュール■
酒、茶、コーヒー、タバコ―私たちは日常生活において、様々な嗜好品を楽しんでいる。嗜好品とは、“栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るためのもの”であるというが、生存に必要ないにもかかわらずなぜ私たちは嗜好品を欲するのか。従来は嗜好品に含まれる生理活性物質の薬理学的な観点からの研究が多く進められてきたが、近年の技術的進歩がもたらした変化は嗜好品の定義を多様化し、様々なモノ・コトが嗜好品的に使用され、私たちの生活にひとときの安らぎと潤いを提供するようになった。嗜好品が私たちにもたらす“豊かさ”とはなにか。デジタル時代における次世代の嗜好品とはどのようなものになるのか。多様な観点から嗜好品のもつ役割とその将来像について議論を広げる。
「嗜好品5.0 〜その定義から未来へ〜」
タイトル | 日時 | |
第1回 | 嗜好品の歴史 | 8月18日(火)12:00-13:00 |
第2回 | 嗜好品の化学と生物学 | 9月 9日(水)12:00-13:00 |
第3回 | 嗜好品と社会 | 10月21日(水)12:00-13:00 |
第4回 | 次世代の嗜好品とは? | 11月11日(水)12:00-13:00 |
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