【大学向け】オンラインセミナーと科学雑誌を活用した研究アウトリーチサービスの提供を開始しました

【大学向け】オンラインセミナーと科学雑誌を活用した研究アウトリーチサービスの提供を開始しました

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:高橋 修一郎、以下「リバネス」)は、2020年8月より、魅力的な研究を進める研究者が登壇するオンラインセミナーと中高生向け科学雑誌『someone』をあわせた研究アウトリーチサービスの提供を開始いたします。

本サービスの企画概要

本サービスでは、リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが大学・研究機関で行われる魅力的な研究を発掘し、中高生に向けた伝え方を研究者とともに考えます。それを中高生向け科学雑誌の記事として文章化するとともに、オンラインセミナーを開催してセミナー参加者に雑誌を配布いたします。
これにより、テーマとした研究領域に興味ある全国の中高生に向けて、大学・研究機関に所属する研究者や研究内容の魅力を効果的に発信します。これを通じて、研究という切り口で大学を選ぶ生徒を増やし、新たな入学希望者層の発掘を目指します。

本サービスの流れ

1. 登壇者選定
大学・研究機関の広報部署や広報担当教員からヒアリングを実施。中高生に向けて発信する研究者の選定を行います。

2. 研究者取材
選定した研究者に取材を行い、雑誌コンテンツとしての発信内容およびオンラインセミナーで話す内容を決定します。

3. 記事執筆
リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが、取材内容を中高生向け科学雑誌『someone』の記事として執筆します。

4. オンラインセミナー参加者募集
記事執筆と並行して、全国の教員ネットワークやWebページを活用してオンラインセミナーの参加者募集を行います。

5. オンラインセミナー実施
研究者によるオンライン研究セミナーを実施します。実施に際しては、スライド作成の助言なども行います。また、希望するセミナー参加者には登壇研究者の記事が掲載された科学雑誌『someone』を送付します。
また、12月20日に開催する中高生の学会「サイエンスキャッスル」内で、登壇研究者と近い領域で研究活動を行う中高生とともにセミナーを開催することも可能です。

企画背景

新型コロナウイルス感染症の蔓延により大学・研究機関のオープンキャンパスや科学イベントのほとんどが中止となり、中高生にとって最先端の研究内容に触れる機会が減少してしまいました。またこの状況は、大学・研究機関にとっては研究のアウトリーチによる広報活動の機会減少ともなっています。
リバネスではこれまでに出張授業の企画・運営や学会運営など様々な形で科学・技術関連イベントを開催して参りましたが、2020年4月以降にはオンサイトでのイベント自粛の流れを汲み、オンライン研究セミナーやオンライン学会を数多く開催いたしました。

オンラインでのセミナー開催のノウハウと、研究内容を正しく、わかりやすく魅力的に伝えるサイエンスブリッジコミュニケーションの技術を活かし、感染症が蔓延する状況においても効果的に大学・研究機関の魅力を発信することで、中高生との接点を作ってまいります。本サービスを通じてこれまで以上に広い地域の中高生に研究の魅力を伝え、科学の道を志す次世代が育つ環境を創ることを目指します。

お問い合わせ

株式会社リバネス 教育開発事業部(担当:西山)
[email protected]
tel: 03-5227-4198