【高知県×超異分野学会 アグリテックフォーラム】現場への実装が進むアグリテック/2020年9月16日(水)
2020年9月16日(水)に高知県とリバネスとの連携により開催する「高知県×超異分野学会 アグリテックフォーラム」内で、アグリテック事例紹介「現場への実装が進むアグリテック」を実施いたします。
高知県は、長い日照時間を誇るものの、台風や雨が多く高温多湿であるが故に、ワイン用ブドウ栽培は困難とされていましたが、井上石灰工業(株)は、栽培技術を工夫し県内でワイン用ブドウ栽培を成功させています。本セッションでは、樹液流センサーや接木技術を活用してワイン用ブドウの高品質化を目指すKisvin Science(株)の西岡氏、衛星からのデータを活用して農地をセンシングするSAgri(株)の坪井氏、井上石灰工業(株)の大畑氏を交えて、農業の現場にテクノロジーを導入することの有効性や、品質向上へのアプローチ等について、事例を交えて議論を行います。
本フォーラムでは、先進的な技術シーズを有するスタートアップ企業や研究者と、高知県内の事業者や起業家が協働することで、高知の豊かな自然環境を舞台とした独自性の高い実証実験プロジェクトを創出することを目指しています。
現在、ピッチセッションの発表者ならびに聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。
大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
現場への実装が進むアグリテック
日 時:2020年9月16日(水)14:20〜15:10
場 所:(高知県会場)ちより街テラス ちよテラホール(高知県高知市知寄町2丁目1−37)
※オンライン参加も可能です。ご登録いただいた方に視聴用URLをお送りいたします。
<登壇者>
Kisvin Science株式会社
取締役CTO/COO(発明者)
西岡 一洋(にしおか かずひろ)氏
植物が根から吸い上げる樹液の流量を計測する低コストな樹液流センサを開発、自ら農業シーンへの普及定着に向けて東大ベンチャーを複数創業。植物水分生理学を武器とした醸造用ブドウ栽培学がライフワーク。15年前より山梨を中心にワイナリー経営に関わり国内外でフライングコンサルタントとしても活動。国際的に活躍中の日本人醸造家らとオンラインサロン”ワイン解体新書”を主宰。
SAgri株式会社
代表取締役 Global CEO
坪井 俊輔(つぼい しゅんすけ)氏
横浜国立大学在学中に株式会社うちゅうを設立。その後、衛星データを農業へ活用するSAgri株式会社を設立。農水省の委員も委嘱し、衛星データと機械学習を通じて目視や書類作業に依存した農地管理をデジタル化するシステムを構築。さらに、広域での農地現況把握や生産予測を実現するため、事業をグローバルに加速させ、新たなビジネス機会を生み出す。過去13回の受賞実績を誇る。
井上石灰工業株式会社社
育種グループ マネージャー
大畑 宏史(おおはた ひろふみ)氏
島根県出身。高知大学で果樹を専攻後、潅水システムを扱う会社に就職。主として高糖度トマトの栽培管理に携わる。他企業のトマト事業立上げに関わった際、クライアントの「あなたはこの場所でどのようなトマトを作ろうとしているのか」の言葉に、栽培から提供できる価値を見直すきっかけを得る。2014年より井上石灰工業㈱に入社し独自開発品種トマトの育成に関与。その後、同社のワイン用ブドウ栽培に携わり、現在に至る。
<モデレーター>
株式会社リバネス
農林水産研究センター センター長
(株式会社アグリノーム研究所)
宮内 陽介(みやうち ようすけ)
千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了、博士(農学)。大学院では新疆ウイグル自治区にて現地研究者とダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の経験を活かし、研究プロジェクトを手がける。2019年より農業分野の横断的な研究を積極的に推進すべく農林水産研究センターを設立。同年、株式会社アグリノーム研究所の代表取締役に就任、持続的な食生産を目指し、完全循環型農業の実現に関する事業・研究を行う。
————————————高知県×超異分野学会 アグリテックフォーラム概要—————————
日 時:2020年9月16日(水)13:00〜17:30
場 所:
(高知会場)ちより街テラス ちよテラホール(高知県高知市知寄町2丁目1−37)
※オンライン参加も可能です。ご登録いただいた方に視聴用URLをお送りいたします。
主 催:高知県
運 営:株式会社リバネス
後 援:高知銀行、高知県農業協同組合中央会、高知信用金庫、四国銀行、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、幡多信用金庫、高知県産業振興センター、高知県・大学等連携協議会
WEBサイト:https://hic.lne.st/conference/kochi-agri/
<お問合せ>
株式会社リバネス 地域開発事業部 (担当 岸本)
電 話:03-5227-4198
E-mail:[email protected]